2012/02/24
大きい所で勝っていれば、
小さい事は気にしない
●人生は大きい所で勝っていれば、余裕を持って行ける
今日は、ちょっと耳が痛い・・と思う人が多い話かもしれません。
でも大切なことなので、お話しします。
企業は、本社(中心)がしっかり収益が上がっていれば、支店の一つや二つ、赤字が出ても何でもありません。
これは <大きい所で勝っていれば、小さい事で問題があっても大した事はない>、という事です。
人生も同じで、大きい所(大事な所)で勝っていれば、後は多少失敗があっても 大した事はありません。
例えば女性なら、適齢期に立派な男性を射止め 結婚したら、収入面や生活面など、大きい所で勝っているので、後の事は余裕を持って生活できます。
男女共に考えなくてはならない事ですが、25歳で出産すれば、45歳の時に子供は成人します。
45歳以降に、余裕を持って、自分たちの老後の蓄えが出来ます。
これが結婚を遅くして、40歳で子供を産んだなら、60歳の時に子供は成人・・となる。
こうなると、親である自分たちの老後の蓄えは、60歳から始める? ちょっと厳しいでしょう。でもそういう人はたくさんいます。
(もっとも先に経済的に成功しているか、経済力のある相手と結婚すれば、全然問題はありませんが)
そういうと結婚が遅くなっている人は、チョッと心配になってくるかもしれませんね。でも大丈夫です!
結婚は、何歳からでも遅くはありません。
「今日より若い時はない!」 という訳で、結婚を望む人は、今から出来るだけ早く結婚をしましょう。
そして、是非たくさん子供を産んで下さいね~。
*そう願えば、それが出来る 経済力、体力、運命が授かります。
話を戻し、続けます。
収入の面なら、若い内に頑張って何かの国家資格などの免許を取得するとか、一生食べていける技術をマスターする。そうすれば、後は余裕を持って生きて行けます。
何事でも、一番大きい所がどこか 間違えない事です。
●人生はいつまでもない。大事なものを選択せよ
この度、全豪オープンでベスト8になった、世界で大活躍する テニス・プレイヤーの錦織圭選手(22歳)の父が語った記事が、週刊文春2012.2.9号 に特集で紹介されていました。
「世界に通用する子の育て方」
この中で、父・錦織清志さん(56歳)が こう語っていました。
「圭はいま大学を卒業する年齢ですが、普通に大学に行かせていたら(今の活躍は)無理だったでしょう。
・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・
何よりもう、”いい大学 いい就職” という時代じゃないでしょう。
私たちの時代とは違い、これからは人より秀でている事を個性にして生きる世の中だと考えていたのです。」
(週刊文春 2012.2.9号 より)
子供の才能を見抜き、13歳で単身渡米させた父親の先見の明が、素晴らしい。
何を第一に取るか。そこを見極める。
自分の特性を活かして生きる。そして大きい所で勝つ。
それが 人生を上手に生きる方法です。
P.S.自分の特性を活かして生きる話は、拙著『人と同じじゃ意味がない』、そして何を第一に取るかは『時間を上手く使える人、使えない人』(共に創文刊)でもお話しています。ご参照下さい。