2014/6/12
先日の女性に続き、 「コロッと逝きたい!」と
常々言っていた父が、65歳で・・・

  元はお酒を飲めない父が、毎日飲むようになる

 今日鑑定をした、I さん(36歳 男性)からお聞きした、I さんのお父さんのお話です。

 内装関係の仕事をしていた I さんのお父さんは、元々は全然お酒が飲めない人だったそうです。
 でも職業柄、独立後は、職人さんや取引先の人とのお付き合いで飲むようになり、だんだん飲めるようになっていったといいます。

 こういう元々飲めなかった人(お酒が飲める体質でない人)が飲むようになったケースが、一番、食道がんになり易く、8~9割を占めると言われています。

  父の口癖

 I さんのお父さんは、お酒を飲むと、口癖のように「コロッと逝きたい!」と、おっしゃっていたそうです。

 そんな事で、I さんのお父さんは、毎日ビール350mlを3~4本、寝る前には焼酎か日本酒をコップ1杯飲んで寝ていました。
 それも、休肝日なしでです。

 「体に悪いのは分かっているけど、酒を止めるぐらいなら、死んだ方がいい」

 「65歳でオレは死ぬ!」と、独立した30代前半から、しょっちゅうおっしゃっていたそうです。
 なんで65歳かというと・・・。

 「父は家系的に、みんな酒飲みで、60代で亡くなっています」ということです。
 そこから勝手に感じた自分の寿命を、「65歳」に設定なさっていたのではないでしょうか。

  言った通りの人生になる

 こうして、口に出していう言葉は、何度もお話ししていますように、言霊(ことだま)の作用で、言った通りの人生になります。

 *言霊・・・ことだま。言葉には霊力があり、口に出した言葉は実現する、そう日本古来から言い伝えられてきました。その言葉の霊力のこと。

 結局、I さんのお父さんは、どうなったかというと・・・、

 65歳になった時に、食道がんに罹(かか)り、即入院して3カ月後にお亡くなりになったそうです。
 コロッ!と死にたい、という願いは、(コロッとではないにせよ)かなり叶えられたと言えます。

 65歳という寿命を自分で設定して、そう言い続け、本当に65歳で逝ってしまった、I さんのお父さんのお話でした。

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