2012/09/06
先入観が運命を支配する
私たちは、先入観で判断している
こんな話をご存知ですか?
鉄 1キログラムと、綿 1キログラムを 順番に持たせて、「どちらが重い?」 と質問すると、9割の人が鉄、と答えるといいます。
今度は、同じ温度の水を、赤い容器と青い容器に入れて、「どちらが温度が高い?」 と質問すると、ほとんどの人が赤い容器の方、と答えるといいます。
これは先入観が感覚を支配している、という事です。
大横綱・北の湖が、生涯で唯一人、負け越している力士とは
人の得手不得手も、同様です。
本当に強かった第55代横綱・北の湖が、生涯で唯一、負け越している力士がいます。
それは、朝青龍の親方だった高砂親方=元大関・朝潮です。
ある時、関係者の人から、
「あなたほどの大横綱が、何故、一大関に負けるのですか?」 と聞かれたとき、
「顔が面白過ぎて、力が入らないんだ・・」 と、答えたといいます。
これは、北の湖は、「朝潮、ニガ手だな・・」 とマイナスの先入観があり、
一方の、朝潮には、「得意な相手だ!」 というプラスの先入観がある。
これでは朝潮の方が、勝ち目が上、という事になります。
先入観を棄てたら、勝ち続けるようになった力士
こんな話もあります。(今日はなぜか相撲の話が続きます)
『不動心』という本にあった話。これは私が高校時代に読んだ本です。
ある大関が、いつも全然歯が立たなかった横綱がいました。
どんなに頑張っても、横綱には投げ飛ばされていた。
「横綱は強いな・・、とても勝てないな・・」 と大関。
そんなある日のこと。
その横綱が、食事の後、部屋でグーグー寝ていたのですね。
たまたま大関がその部屋の前を通りがかったとき、よく見ると、その横綱のフンドシの間から、なんとオチンチンがのぞいていたのでした。
それがまた、ちっちゃ~い。唐辛子ぐらいの大きさだったのです。
「なんだ、こんなちっちゃい奴に、負けていたのか~!」(大関)
それ以来、大関は横綱に連続で勝ち続けることになった、といいます。
ということで皆さん! マイナスの先入観を払拭し、ニガ手なものを投げ飛ばしてやろうではありませんか!
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