2016/7/4
体の機能はベストの状態で備わっている
<両目編>

 

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  6月30日発売!
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  自然は見事に合理的に出来ている

 前に、サボテンの形やトゲが必要不可欠という話や、太陽系における地球の位置の絶妙なこと etc….

 自然界は見事なまでに無駄なく、合理的に出来ている、というお話をしました。

 今日は、目の機能についてお話しします。  

  もし、私たちの目が一つだったら

 私たちの目が、もし片方だけの 「一つ目」 だったら・・・、と考えたことがありますか?

 皆さんも、片方の目を手で覆ってみると分かると思いますが、“距離感” が正確に取れなくなるでしょう。

 一般的にいう 「遠近法」(近くの物は大きく見え、遠くの物は小さく見える) のみの判断になります。

 つまり、距離感が平面的で取りずらい。 

  両目で見ると 

 ところが両目で物を見ると、どうでしょうか。

 両目の各位置から一点を見ることにより、「距離感がつく」 ことが分かります。

 つまり、測量技術で言うところの 「三角測量」 を、両目が瞬時にしているんですね。

 *三角測量・・・三角形の一辺(2点の距離)が分かっていると、残りの1点の位置が(2点からの角度で)確定できるというもの。 

  両目で 「三角測量」 を瞬時にしている

 すなわち、人間の両目の位置が決まっていると、両目で対象物を見た時に、正確に位置関係が出せる、という訳です。 

 ですから飛んで来るボールでも、正確に位置が読めるので、野球でもサッカーでもバレーボール、テニスでも、ちゃんとプレイが出来るのですね。 

 という訳で、人でも動物でも魚でも、目が二つ(離れて)付いているのは、実に合理的で、なくてはならない具合に付いている、というお話でした。

 

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