住まいは自分の身体・・・
だから住まいの異変は、何かの“知らせ”である
部屋にキノコが生えてきた?
先日鑑定のお客様Hさん(72歳 女性)から、こんな体験談をお聞きしました。
Hさんが43歳の時のことです。
当時、大阪に一人で住んでいたHさんは、家の中に異変を感じました。
新築として借りたアパートの天井に、驚くかな、キノコが生えてきたのでした。
初めは1本、そして2本、3本に増えました。
その内に、今度は食器棚の辺りからもキノコが何本か生えてきた~。
でもそれがどういう意味か知らないHさんは、呑気に友人にも、
「キノコが10本になったら(キノコ)鍋しようね」、と冗談を言っていたといいいます。
そうしたある日のこと。
Hさんは急に身体の具合が悪くなりまして、急遽、救急車を呼んで、病院に運び込まれる事になったのでした。
そして、8日間入院することになりました。
でも医師がHさんの身体をいくら調べても、体調不良の原因は不明でした。
現象占いで考えると、これは明らかに、部屋の中にキノコが生えてきたことと関係しています。
*現象占い・・・目の前に起こった印象深い出来事から、今取り組んでいる事や、近未来の吉凶を判断すること。
つまり、住居と住人は一体ですから、部屋の中に発生したキノコは、Hさんの身体の中にキノコ(異物)が発生したことと同じことを示します。
ですからキノコは、Hさんの身体に出てきている病気を教えていたのですね。
この話には続きがある
この話は、これで終わりません。
Hさんが病院で入院していたある日のこと。同室で親しくなった隣のベッドの患者さんが読んでいた新聞に、こんな記事が出ていたのでした。
Hさんの住むアパートの隣室に強盗が入り、住人の奥さんが縛ばられた上、お金を取られたというのです。
それを見たとき、私が今回病気をしていなかったら、間違いなく私の部屋の方が強盗にやられていた・・・、と思ったそうです。
部屋にいる時は、Hさんは鍵をかけないし、いつもドアを開けていたそうですから。
それでHさんは、
「このキノコは私を病気にしてくれて、強盗から守ってくれた恩人(恩キノコ?)だ」
そうおっしゃるのでした。
なるほど、何が幸いするか分かりませんね。
という事で、部屋に生のキノコが生えるのは、病気の知らせ。
でも、それが幸いすることもある、というお話でした。
*住まいと住人は一体である、という話は、私の『占い師からのメッセージ』(創文刊)で詳しく述べています。ご参照ください。
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