2011/08/24
 人生 “いざとなったら・・”
を考えておこう!
 (紳助さんの引退で思う) 

 ●最悪の時を考えて生きていく

 ”最高の未来を思い描く” ことは、とても素晴らしいことです!

 そして同時に、その反対のことを考えることも必要です。
 今日はそのお話をします。

 人生、まさかの時の腹づもりが出来ていたら、強いものです。
 「いざとなったら、こうしよう」 というように。

 これを私は、「最悪の時を考えて生きていこう」 という内容で お話した事があります。

 もしリストラにあったら、こうしよう。
 もし1人になったら、こう生きよう。
 もし病気になったら、こうしよう。
 老後の生活は、こうしよう。
etc….

 その時の腹づもりが出来ていたら、怖いものはありません。

 でもそんな事をいうと、「最悪の時の事をイメージするなんて、悪い事を呼びそうで、良くないんじゃないですか?」 という方もあるでしょう。

 でも、それは違います。最低になっても、「その時はこうしてこうして、こうやって行けば大丈夫!」 と考えるのですから、いいイメージなんです。

 そして「最悪の時が来ても大丈夫!」と思っていると、それはあまり来ないものです。
 反対に、私にはいい事しか起こらない・・、なんてだけ思いつつ、「でも、もし悪いことが起こったらどうしよう・・」 と恐れている方が、「恐れることは実現する」 という法則どおり、実現してしまうのです。

 だから、「最悪、こうなったら これで大丈夫!」、という思考は必要、という訳です。

 ●紳助さんの引退発表

 昨夜は、芸能界の大物・紳助さんが突然引退発表をしましたが、芸能活動に平行して、あれほどビル経営、飲食店経営など事業家としても色々手広くやっている人ですから、大方の準備は出来ていたでしょう。
(現時点では表面化していませんが、引退せざるを得ない理由は、まだ他にあったと思います)

 それはともかく。いつ引退してもいいように、しっかり次の準備をしている。だから強い。堂々と自分のしたいように出来る。

 政治家は、選挙で落選したら、食べていけない「政治屋」になっている人が多い。
 すると落選が怖い。票がほしいから、周囲に合わせて意に反する事でも、ウケ狙いのパフォーマンスをしたり、誰か強い人に迎合したりする。
 またお金がほしいといって、隣の国のハニートラップやマネートラップの罠に引っかかる。だから冴えなくて大した活躍は出来ない。(日本の政治家は驚くほど引っかかる)

* ハニートラップ・・・主に 他国の女性の誘惑の罠のこと。その為 他国の言いなりになる。

* マネートラップ・・・主に 他国のお金の誘惑の罠のこと。その為、他国の言いなりになる。

 反対に、最悪でも食べていける目処があれば、自分の政治的信念を通していける。だからかえって信用を得て成功していく。

 経営者も、資金に余裕があれば(景気が悪くなっても大丈夫だから)思い切った事が出来る。だから成功する。

 という事で皆さん! 先のことを準備して行く生き方は、”自分らしい生き方が出来る”事にも繋がる、という事で、今日のお話を終了します。

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