2010/02/16
人は気が付かない内に、
相当なムリをしている?

 今日、同郷(鳥取県倉吉市)の人と話をしていた時に、昔話に花が咲きました。その話しの中でこんな話しが。

 中学時代に私の担任でもあった事があるS先生(男性)が、60歳の退職後 1年もしない内に亡くなられた、という話を聞きました。

 まじめな先生でしたから、ムリをしたツケが後から来たんですね。

 それからもう一人、中学校の校長先生Aさん(62歳 男性)がこんな話を。

 A先生は生徒指導などでも熱心な上、いくつかの中学で校長先生を務めた、地元ではちょっと名の通った先生でした。

 そのA先生に、60歳の定年退職の時がやって来たんですね。
 Aさんも、まじめで頑張りやですから、教職の最後の日までメイいっぱい頑張ったのは言うまでもありません。

 お勤め最後の日の3月31日も、早朝に県庁まで辞令受け取りに行き、午前中から各学校に挨拶回りをして、夕方には挨拶を全部済ませたのでした。

 そして家に帰り、着替えて、さあ夜の飲み会に行くぞ~!と出かけようとした時に、突然”通風”になり、足が痛くてまったく歩けなくなったのです。
 通風というのは、風が吹いても痛いと言うぐらいですから、とても歩けません。飲み会はキャンセル。
 結局、奥さんの運転で、なんとか病院まで連れて行ってもらったのでした。

 それから1ヵ月間は治療に専念。体のメンテナンスをして、何とか通風を克服、今では元気です。

 でもA先生がしみじみ言っていました。

 「人は気が付かない内に、相当なムリをしているんですね」

 人は気が張っている内はムリが分からない。幾らでもムリを重ねます。Aさんのケースがいい例です。
 でもその気の張りがなくなった時が、危ないんすね。

 という事で皆さん! まずは自分の調子をよく知って、長い人生を賢く 快適に生きて行こうではありませんか~~~!

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  2010/2/16≪お便り≫ 
       家のローンが終わった後に鬱病になった


 これは、2010/1/25の鑑定日記 「悩みを持ったまま、楽しく、愉快に、飄々(ひょうひょう)と生きて行こう」を読んでのお便りでしたが、今日の話しにも通ずる所があり、ここでご紹介する事にしました。

 そういえば、私の元夫は家のローンが終わった後に鬱病になりました。
 本人も、負担がなくなったのと、仕事がヒマになったせいかもしれないと言っていました。

 元夫の今の奥さんは(元夫が鬱病で入院していた時に、同じ鬱病で入院していて知り合った人です)アルコール依存症で、新たな家のローンもあり、この不況で経済的に苦しいらしく、大変そうですが、悩みが尽きないことで、鬱病どころではないかもしれませんね。

 本当のところ、よく持っているな、と思っているのですが。
(Y.T.女性)

 まさに、今日の日記の通りですね。
 張り過ぎた糸はいつか切れる・・・。元夫のご夫婦も、今日の日記の話を参考にして頂けたらいいのですが。(西谷)

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