人の運命は、1ヶ月前には決定している
今日、電話鑑定をしたN子さん(42歳 主婦)から、興味深い夢の話をお聞きしました。
その話は次のようなものでした。
夢で未来に起こる事を見た、N子さん
N子さんのご長男は、高校の野球部で、甲子園を目指す高校球児でした。
ご長男のチームは、なかなか強く、今年の県の優勝候補と言われていました。
そんな中、今年(2013年)の7月16日から始まった夏の甲子園大会の地方予選(大分県の県大会7/16~23)の、開催3週間ほど前に、N子さんは次のような夢を見たのでした。
長男の野球部のことを案じて眠りについたN子さんは、夢の中で「負ける!」という声をハッキリ聞いたといいます。
更に、他のチームが優勝して県代表になり、そのチームが甲子園に出場している映像を、夢でハッキリ見てしまったのでした。
「縁起でもない・・・」 そう思ったN子さんは、誰に言っても信じてもらえそうになく、そんな縁起でもないことを言ったらみんなから非難を浴びそうだったので黙っていたそうです。
夢で見たとおりの現実が起こる
そして、N子さんが夢を見た1週間後に、ご長男のチームのエースのピッチャーが怪我をして、2週間の治療期間が必要となってしまったのでした。つまり県大会の始まる時まで練習ができない。それはすなわち試合出場は不可能、という事でした。万事休す。
結果、ご長男のチームは、県大会において、まさかの一回戦敗退をしたのでした。
そして、N子さんが優勝しているところを夢で見た正にそのチームが、県代表になり、甲子園に出場したのでした。
N子さんは、
「夢で見た事が現実で起こってしまい責任を感じています。みんなに言いふらしてしまえばよかった」 と後悔しきりでした。
済んでしまった事はしょうがありませんが。
運命は、1ヶ月前には既に決定している
今回の夢は“正夢”でした。
(夢のとおりになる正夢は、夢全体の1~2%ほどで珍しい。ほとんどが夢判断どおりになります)
また、夢の中で「負ける!」という声が聞こえた件ですが、“夢の中で聞いた言葉は、ほとんどが真実”、という夢の法則があります。ですから、まさにこれから起こる事を、何かが警告として告げたのでしょう。
そして私は著作の中でも述べ、この夢でも分かるように、
「運命は、1ヶ月前には既に決定している」 と言ってよいでしょう。
今回のN子さんの夢のケースを元に、夢と現実の時間を計算してみると、
N子さんは県大会の始まる3週間前に、ご長男チームが負ける夢と、他校が優勝するのを夢でキャッチして見ています。
つまり、N子さんが3週間後の県大会初戦でご長男のチームが負けることを夢で知らされ、
その1週間後(=夢後・約1ヶ月後)の決勝戦で、他チームが優勝するのを見たのですから、すなわち、
1ヶ月後の出来事を、夢で明瞭に見た、という事です。
このように、「運命は、1ヶ月前には九分九厘決定している」 と言ってもいいでしょう。
*こうした、近未来は決定している、運命を変えることは出来るのか? という内容に関しては、
『未来予知はできる』、そして『ひらめけ!』(共に、西谷泰人著 創文刊)、で詳しく述べています。ご参照ください。
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