2011/10/13
亡くなる前に、妻に
「自分の手相解説」をした 夫の話(笑)
一昨日鑑定したT子さん(61歳)は、ご主人を昨年 病気で亡くしていらっしゃいます。
今日は、そのご主人の生前のお話です。
ご主人は、とってもまじめな人で、手相研究が趣味だったようです。
それで亡くなる少し前に、こんなユニークなプレゼント?を妻のT子さんにしたのでした。
(そのプレゼントを、私は見せてもらいました)
ナントご主人は、自分の手相をイラスト書きし(なかなかそれ風です。絵は上手い。西谷)、その各線に丁寧に解説文を入れて いらっしゃいました。
そして笑ってしまったのは、その手相図の中に、ちゃっかり”浮気線”なる名称の線を書き込み、しっかり次のように解説文が入っていたのでした(笑)。
「この線は”浮気線”と言って、浮気相手が現れる」
その浮気線って、生命線の内側の幾本かの線をそう名付けていらっしゃったのですが・・(でもそれってちょっとテキトウかも・・笑)
でもなんで”浮気線”を書いたの? どういう趣旨で妻に見せたの? と思いますよね。
そんなプレゼントをT子さんにし、それからしばらくして、ご主人はお亡くなりに。
ご主人の葬儀が終わった後、家族で主人の遺留品を片付けていると、浮気相手の”ある女性”の存在が浮上したのでした。
「主人は浮気していたんですね。でも、ぜんぜん気が付きませんでした・・。」
と、妻のT子さん。
自分の手相解説に”浮気線”を書くんですから、う~む、ご主人の心理は、
「実はわしは浮気をしておった。このとおり悪かった。懺悔して、告白をしたのじゃ」
あるいは、
「私には浮気線が出ているので、浮気は仕方がない。妻よ、許してくれ~。」
と言うことでしょうか。
いずれにせよ、ご主人はもうお亡くなりになったので、迷宮入りですが。
という訳で、ユニークで、そして面白い? 話でしたので、ご紹介しました。