2013/11/27
一度記憶したものは、
すべて潜在意識に書き込まれている
傷ついた言葉を否定する必要性
昨日、ヒドイ占い師から言われた不吉な予言は、“否定して下さい”と述べました。
人は、一度聞いた悪い予言(悪い言葉)を、その都度否定し、消していく必要があります。
消しゴムで消して行く作業ですね。
では、ナゼそれが必要かというと・・・。
心理学的に、そのことが如何に大切な事かを、一つの実験から証明します。
一度記憶すると、潜在意識は忘れない
催眠療法の権威であるバーナード・ギンデス博士は、人間が本来どれだけの記憶力があるか調べるために、ある兵士に催眠をかけ、シェークスピアの「ハムレット」 全巻を記憶させました。
小学校しか出ていないこの兵士は、直後には一行も思い出せませんでしたが、1週間後に再度催眠をかけてみると、「ハムレット」全巻を、スラスラと一語も間違えずに暗唱したのでした。
この実験で分かるように、人の記憶力は(一度覚えたものは)、時間が経ってもシッカリ覚えているという事です。
運命を創る“潜在意識”に良い情報を蓄える
もちろん記憶は、表面意識では思い出せなくても、潜在意識においては消えないで溜まっています。
という事は、人の運命は潜在意識が(思い込んだ通りに)創るので、その人が、これまでに見たもの聞いたものがどんなものであったかで、運命が決まってしまうという事になります。
という事が分かると、人は努めて悪い言葉の記憶は消し、いい言葉を言って記憶を書き直す必要があります。
記憶の整理をシッカリして、潜在意識に良い情報を蓄えましょう。
という事で、いい言葉を自分に言い聞かせて、幸運な人生を実現してください。
P.S.いい言葉がいい人生をもたらす、という話は、『あっ、そうだったのか!』(西谷泰人著 創文刊)の第二章「いい言葉を口に出して 未来を書き直そう」 の中で実例を挙げて、お話ししています。ご参照下さい。
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