2014/7/17
一度失敗をすると、また失敗をしてしまう「自己暗示」の不思議と、それに打ち勝つ人の話
二度あることは三度ある
ゴルフの上手い人なのに、バンカー(砂の穴)にボールを入れてしまって、抜け出せず、何度もミスショットを繰り返して出られない“大叩き”をするケースがよくあります。
これは、当事者に聞くと、一度ショットを失敗すると、
「また失敗しそうだな・・・」
と思ってしまうからだといいます。
つまり、“自己暗示”をかけてしまう心理が原因です。
交通事故を繰り返し起こす人の心理も、「自己暗示」
この事はスポーツのみならず、交通事故を起こした人が、その後5年以内にまた事故を起こす頻度が高いことと共通していると言います。
その事は、ドイツの心理学者マルべが、1920年代初期に、ドイツ陸軍の現役将校と下士官3千名を対象に行った調査で分かりました。(それが後に保険業界にも活用される事になった)
そのように、人は一度、二度、同じ失敗をすると、
「また、そうなるのでは・・・」 と、自己暗示にかかって、またミスや事故を犯し易くなるという事です。
プロゴルファーのトップクラスの人たちの、特徴は!?
私は数年前に、日本のプロゴルファーのトップランキング男女10名の手相を、「雑誌ゴルフ」の特集(全員の写真鑑定)で拝見しました。
松山英樹選手や石川遼選手、横峯さくら選手といった面々です。
そこで、プロゴルファーで成功する人の、手相の特徴が分かりました。
トッププロの手相で共通する特徴の一つは、“手のひらに小ジワがない” という事でした。
つまり、手のひらに小ジワがない・・・小さなことにこだわらず、失敗を引きずらない、楽天的な性格という事です。
「失敗したことは、しょうがない、次は最高やで!」
こういう人でないと、プロゴルファーでトップクラスにはなれない、という事です。
総括すると、手のひらに小じわがない人は、マイナスの自己暗示に陥らず、プラスの自己暗示をかけるのが上手い、という事です。
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