2014/10/7
ユーモアは運命を開く!

 以前、この鑑定日記で「2010/3/26 ユーモアは運のいい人の共通項」 を書きました。
 その中で紹介した話も含めて、本日もユーモアがテーマです。

  ヤンキースのモレノ・オーナーのコメント

 2010年の3月のこと。米大リーグの松井秀樹が、本塁打の直前に放った痛烈な大ファウルが、右翼後方の駐車場にあったモレノ・オーナーの高級車のフロントガラスを直撃、破損した。

 周囲は、「松井はオーナの怒りを買って、マイナー(2軍)行きかも」 とジョークで煽(あお)り立てていました。

 どうなるかとヒヤヒヤした場面での、オーナーの報道陣へのインタビュー対応が、シャレていました。

 被害に遭った同オーナーは、松井秀が英語で「アイム・ソーリー」などと書いて贈った問題のファウルボールを報道陣に披露。

 (フロントガラスの)亀裂は「妻が座る(助手席の)方だから問題ない。これから60発ぐらい打ったらいい」。

 なんとも、ユーモアたっぷりのこの発言は、海外にまで発信されました。
 モレノ・オーナー、株を上げましたね。

  イタリアのACミラン副会長の、
  絶好調・本田選手についてのコメント

 次の話は、今話題の話ですから、多くの人がご存知でしょうね。
 昨シーズンは、サッカーの名門チーム・ACミランに途中加入した本田圭佑選手(28)。期待されながら活躍できず、イタリア各紙や周囲から散々の酷評でした。

 それが今年は人が変わったように、開幕前から調子を上げてきた本田選手。開幕後は6戦で4得点2アシスト、と現在イタリア・セリエAで、得点ランキング1位にいます。

 そんな本田選手の大活躍に、本田を獲得したガリアーニ副会長もご機嫌。

 「本田については(昨シーズンは)本田の兄弟がやってきたので、我々は文句を言って本物の本田を送ってもらったのだ(笑い)」

 このコメントは面白いので、今も、ネットで出続けています。
 ガリアーニ副会長の一言が、ACミランの最高のPRになっていますね。

  次は、私の故郷、鳥取県の知事のジョーク

 鳥取県のジョークは、自虐ネタとも言えますが、ご紹介しましょう。
 ご覧になった方もあるでしょうね。
 私の故郷・鳥取県のネタなので、聞いてください。

 スターバックスコーヒー(略してスタバ)が、全国に店舗展開をしてきて、日本全国に出店を続けてきました。
 しかし、最後に残っていた1県が、ナント鳥取県だったのでした。
 取り残された県・・・。

 そこで、昨年5月には、鳥取市がスタバ誘致に躍起になっているとの報道があり、竹内功市長(当時)は記者会見で「熱意を持って取り組んでいきたい」と意欲を見せたのです。

 また、鳥取県の平井知事も、過去に民放番組で、

 「スタバはないけど日本一のスナバはある」 
 と述べ、インターネットで話題を呼びました。

 このジョーク、分からない方はないと思いますが、念の為に解説します。

 「いいもん、いいもん、スタバ(スターバックスコーヒー)の店はないけど、鳥取県には日本一のスナバ(鳥取砂丘)があるもん」

 ってことです(笑)。

 でも、この平井知事のユーモラスな一言が話題となり、全国に発信されて、一躍注目されたのでした。
 
 そしてその甲斐あって、先日スタバが、遂に鳥取県に来年夏に出店することを発表したのでした~。
 やったー! メデタシ、メデタシ~~~!

 このように、ユーモアは注目され、愛されて、運命を開きます。

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