ムチャクチャな方位の見方を語る人たちに、
ダマされるなかれ!
エエッ!と驚く、
吉方位旅行を主催する気学師のムチャクチャ理論
今日は私の直接鑑定日でした。
今日いらっしゃったAさん(67歳 女性)から、次のような驚くべき話を伺いました。
Aさんには、習いに通っている気学の先生(女性)がいます。
*気学・・・きがく。気学(きがく)という呼び名は、方位学の日本独自の呼び方です。
その気学の先生は、しょっちゅう10人ぐらいの人たちを連れて、国内の吉方位旅行に行くそうですが、驚いたのはその内容です。
旅行に誘っている、吉方位旅行の幹事さんがいう言葉、
「皆さんは方位を見なくていいのよ。責任者(方位の先生)の方位が良ければみんないいからー」
なんという、ヒドイ教えでしょうか。
この幹事さんは、方位の先生のいう教えに従って、吉方位旅行にたくさんの人を誘っているのは言うまでもありません。
この方位の先生の教えは、つまり、こういう事になります。
「皆さん、吉方位旅行というのは、私(中心者)の方位が良ければ、皆さんは凶方位でも良いのよ~」
こんなムチャクチャな事を言って、凶方位になる人であっても、どんどん誘って旅行に行っているのです。
ヒドイ話ですね・・・と私がいうと、Aさんはこうおっしゃった。
「同じやり方で、吉方位ツアーに誘っている所は多いですよ」
やれやれ、ですね。
この先生の勧める、吉方位旅行の滞在期間は、
現地一泊だった
更に聞いてみると、この方位の先生の実践する吉方位旅行は、現地にたった一泊旅行で帰ってくる、というものでした。
私は、自分自身の体験や、数えきれないぐらいの方位旅行の実証例から、吉方位旅行の効果を確実に引き出すには、やはり現地3泊が必要、と結論付けました。
私が述べている宿泊数のパワーは以下のようになります。
3泊すると100%の効果だとすると、
2泊だと30%の効果で、
1泊だと10%の効果
です。
それが分かると、この先生の実践する「一泊・吉方位旅行」は、例え大吉方位に行ったとしても、本来の10%しか吉方効果がない旅、という事になります。
有名な気学の先生が、吉方位旅行は、
一泊や日帰りを勧めている
「吉方位旅行は、一泊温泉旅行をしなさい」、「吉方位の日帰り温泉旅行をしなさい」、と言っている有名な気学(方位学)師が何人もいます。
そんなことを各自が何冊、何十冊もの本に書き、多くの人に勧めているものですから、多くの人が信じて実践しています。でも聞いてみると結果は散々なものでした。
というのは、今言った一泊旅行や日帰り旅行を勧める先生がたの研究会のメンバーの人たちが、長年(10年とか15年)、自分たちの先生の教え通りに吉方位旅行を実践しているけれど、「全然効果がない」、「誰も効果がない」、と言い合っているというのです。
そんな人たちが、ある時私の方位学の本い出会い、吉方位旅行は現地3泊して下さい、というのを知り、「実践して驚くような効果が出た」、「初めて効果が出た!」 とかなりたくさんの報告を頂いています。
また、それら研究会のメンバーが、私の鑑定にちょくちょくいらっしゃるので、直接、報告を受けもします。
一泊や日帰りの旅行では、費用や労力をどんなにかけても結果が出ず、まことにモッタイナイことと言えます。
もっとも、凶方位に連れて行かれる人たちにとっては、凶効果が少ししか出なくて、逆に幸いしている、とも言えますが。
私がニュージーランドへ、
団体で吉方位ツアーに行った時の話
話を戻します。
中心者の方位が良ければ、一緒に付いていく人の方位は関係ない、という話が間違っている分かり易い例を一つお話しします。
随分前の話ですが、私がニュージーランドに吉方位旅行するときに、行先が吉方位になる生まれの人たちだけを対象に呼びかけたことがありました。
その時は20代、30代の男女を中心に、35人ぐらい集まったのですが、中に、一人だけ、私の大ファン?なので連れて行ってください、とおっしゃる中年の女性Bさんがいらっしゃいました。
調べてみると、その方だけはニュージーランドが凶方位(本命的殺)になるんですね。
それでBさんには、方位が悪いですから行けませんよ・・・と、かなり時間をかけてお断りしたのですが、それでも「いいですから」とおっしゃるので、こちらも根負けして許可したことがありました。
「凶方位なので、何が良くないことがあるかもしれませんよ・・・」 と念を押して。
(凶方位ですから、当然良くないことが起こりますよね~)
すると、どうなったか~
現地のホテルに到着し、初めて優雅なレストランで、一同が揃っての夕食会の時のことです。
当然、全員がよそ行きのドレスなど来て参加しました。
そこへまず食事が運ばれてきて、次にワインが運ばれてきました。
そして35名全員の席に、ニュージーランド人のウエイトレスがお盆に赤いワイングラスを乗せひとりずつの席を回っている時の事です。
突然、ウエイトレスが何かにつまずいてバランスを崩し、こともあろうにそのBさんの頭の上からワインをバシャ―!っと、浴びせてしまったのです。
それがまた、派手でした。赤ワインを頭からですから。
Bさんのびしょ濡れの頭やドレス。
濡れたおしぼりで拭(ふ)きました、が、本当に寄りによってBさんだけに、ですから、方位のパワーの正確さに、驚いたものでした。
その時、吉方位で行った人たちには、一生の思い出に残る楽しい海外旅行だったと皆さんがいっていましたし、実際、ツアー後半に開催したパーティーの楽しかったこと。あんな楽しい旅はそうないでしょう。
そのツアーで出会って、帰国後に結婚した人もいました。
中心者が吉方位なら、
付いていく人は凶方位でもいい、なんて間違い!
これはほんの些細な例でしたが、
「中心者が吉方位なら、付いていく人は凶方位でもいい」、という事は間違っています。
私はこれまでに、数えきれないぐらい、様々な団体ツアーの参加者の皆さんの体験談を聞きました。
その結果、やはり、 団体の吉方位旅行であっても、中心者が吉方位なら良いのではなく、行った人、一人ひとりの吉方位、凶方位に合わせて、方位効果の吉凶の出来事が起こっている、という事です。
もちろん行っている時だけでなく、旅行から帰宅した後においてもです。
という事で皆さん! 間違った方位の教えが世の中にはいっぱい広まっています。
くれぐれもご注意ください。
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