2013/10/9
ヒドイ占い師の話<福岡編>と、 解決法

  今日は、先日福岡で開催した『プロ手相家養成スクール』・短期集中コースの、講座中に聞いた話をご紹介します。

 スクールの参加者Y子さん(41歳)の“ヒドイ占い師・体験談”です。

  再婚したいY子さんに、占い師が言ったこと

 福岡に住むY子さんは、ある日、地元で有名な女性占い師のところに行きました。

 占いに行ったY子さんは、当時36歳(5年前)で、バツ一に加え、8歳の子供がいました。
 そこで彼女は、占い師に次のように相談したのでした。

 「再婚して子供がほしいのですが、できますか?」(Y子さん)

 すると女性占い師は、Y子さんの生年月日で調べてから、こう言ったのです。

 「結婚は今はダメです。お子さんが20歳になってからなら出来ます」

 それを聞いて、Y子さんが大きなショックを受けたのは、言うまでもありません。

 この答えって、相談者の夢と希望を打ち砕く上に、支離滅裂な答えですね。
 なぜなら、子供が20歳になった時は、Y子さんが48歳ですから、子供を産むことはちょっと年齢的に難しくなるでしょう。

  解決策のない不幸な予言は、信じてはいけない

 問題は、そんなガッカリする言葉を聞いたことで、彼女自身が気落ちして(つまり信じて)、41歳の現在まで結婚していない事です。
 そして、早くも子供を産み育てることを諦(あきら)め始めている、という事実です。

 そして、この占い師に「言葉の毒矢を射られている」 ので、その毒が無意識のうちに体中に回ってしまって、信じたとおりの運命になろうとしている、という事です。

 *占い師に、言葉の毒矢を射られる・・・これは、占い師に言われた不吉だったり不幸な未来の予言を信じたことで、実際、そのような不幸な運命になっていくことをいう。

  「言葉の毒矢」を抜くには、完全否定と、
  プラスの言葉を沢山言いまくれ!

 私が以前から、著作や日記の中で言っているように、

 「占い師が言う、解決策のない不幸な予言は、決して信じてはいけない」 ということです。

 こういう不吉な事を言われた場合は、ハッキリ否定してください。
 完全に否定できたと思うまで、シッカリ否定をするんです。

 例えば、Y子さんのように36歳なのに「48歳まで結婚できない」、と言われたなら、次のように何度も自分に言って、言い聞かせましょう。

 「私は来年には最高の結婚が待っている! 子供だってあと2人産まれて、賑(にぎ)やかな家庭になるぞ~!! この魅力溢れる私が、48歳まで結婚できない訳がない~!!男たちが放っておく訳がないでしょうーっ!」

 それぐらい、理想の未来と、自信に溢れた言葉を繰り返し言って、自分に言い聞かせるのです。

 するとヒドイ占い師の言った言葉を、無防備で信じてしまった事による言葉の毒矢が、強く否定されたことで抜け落ちます。
 自信にあふれた言葉で否定されて、毒矢は朽ち果てます。
 それで、開運していくのです。

 マイナスの言葉には、プラスの言葉で“倍返し”いや、10倍返しです!

 ところで、私がY子さんの手相を拝見すると、41歳の彼女は、43歳で結婚できるようになっていました。
 (Y子さんは2月生まれですから、後1年4ヶ月ほどで、43歳です(もうすぐですね)。
 そうすれば子供も授かれる、と出ていましたよ。

 それがシッカリ分かったので、その日からY子さんは開運に向かって行く事になります。
 これで一件落着です!

 *今回紹介したような、ヒドイ占い師に関する話あれこれは、『占い師からのメッセージ』(西谷泰人著 創文刊)で、詳しくお話ししています。ご参照ください。

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