オジサンが好きな人は、新橋で飲もう！
素敵なおじさんが、そっと傘を・・
今日、鑑定にいらっしゃったＡ子さん（４４歳 バツ一 独身）から、こんな素敵な話をお聞きしました。
先日Ａ子さんが、都内の新橋に行った帰りに雨が降り出しました。取り合えず雨宿り。
でも駅まですぐそこだったので小走りで行ってしまおうと思った瞬間、一人の見知らぬおじさん（７０歳ぐらい）が、自分の差していた傘を そっと差してくれたのです。
エッ、と思っていると、そのおじさんが優しくこう言ったのでした。
「女性が雨に濡れながら歩くもんじゃないよ」
しかしＡ子さんは遠慮して、
「いえ、駅はそこですから、いいです」 と言ったのですね。
するとおじさんは、
「ダメ ダメ」
そう言って、Ａ子さんを傘に入れてくれて、駅まで送ってくれたのです。
皆さん、素敵だと思いませんか。
映画のワンシーンみたいですね。
こんな言葉をごく自然に女性に掛け、行動できるなんて、なかなかの男性です。
新橋はオジサンの街～
そんな話をしてくれたＡ子さんは、驚いてこう言っていました。
「銀座の街なら、男性が傘をそっと・・という事があり得ても、新橋で起こるなんて。驚きました」
というのは以前、新橋で勤めていた経験があったＡ子さんだったので、新橋はオジサンの街という「オジサン度」の高さをよく知っていたからです。
そういえば、テレビのニュース番組で、ビジネスマンの街の声を拾うという場面では、よく新橋駅前のＳＬ広場（JR新橋駅・日比谷口改札前、ＳＬ列車が置いてある広場）にリポーターが立って、通りがかったビジネスマンにマイクを向けています。
それほど、たくさんサラリーマンがいる街なのですね。
私も、父親が上京してきたときは、仕事の関係で新橋のホテルを利用していたので、よく新橋駅前のＳＬ広場の列車前で待ち合わせをしたものでした。
おじさんと話したい人は、いざ新橋へ～
Ａ子さんは、おじさんと話でもしたいな・・と思ったときは、自分でも好んで新橋に行き、食事をしたり、飲んだりするそうです。
女友だちに誘われて「飲もう」 という事になったときも、新橋を入れた２～３ヵ所の候補地があったら、「新橋！」と答えるそうです。
新橋では、おじさんが気さくに声をかけてきて、話が盛り上がるんですね。
おじさんとの会話は、話を「うん、うん」 と聞いてあげるだけでいいそうです。
すると、「君と話すと元気になるよ」 なんて言われるんだとか。
そして、飲み代をごちそうになったことも何度もあるとか～。
Ａ子さんは最後に、こんな可笑しい事を言っていました。
「新橋は、おじさんたちの“いけす”みたいになっていますよ。（笑）」
という事で皆さん！ 新橋の炉辺焼きにでも行って、一杯やりたくなってきませんか。
日本の経済を担うビジネスマンと出会いたい人は、新橋に行ってみるのも良さそうですね！
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