2009/03/31
イチローにみる、才能の見極め方
人は皆同じじゃありません。一人ひとり一長一短があります。
私の『BANZAI!セミナー≪第1回≫』でもお話ししましたが、自分にあった生き方をした人が、成功したり、幸せを掴んでいます。(詳しくは発売DVDをご覧ください)
ですから私は鑑定の時、いつもその方の一番良い生き方は何かって模索します。見つけたら、もうシメタものですから。
イチロー選手がある雑誌のインタビューの中に、中学時代を回想して答えた、こんな話があります。
「できる限りの努力をしたのに勉強では1番になれなくて、学年で7番とか8番で決して一番になれなかった。それで勉強はあきらめたんですよ、僕」
イチロー選手の場合は、トップにならなければいやだ、というのですから、普通の人とちょっと考え方が違うとは思います。でも、やるだけやってみて、それでダメなら別の道を探す、というのはなかなかいい方法です。
やるだけやってみて、それでもダメなら“運命”ですから。
そこまでやってもいないのに、できない、向いてない、止める、というのは早計で、正しく才能の有る無しの選定をしたとはいえません。
実は私も、両親が営む測量会社を、両親から長男の私にどうしても継いでほしいと頼まれ、26歳の8月から丸一年間測量をした事があります。測量なんて・・・、と思っていましたが、やってみると、もしかしたら楽しくなるかな・・・と期待したのですが、全然でした。
でも、そこまでやってみた事で、測量は私には向いていない仕事だと、ハッキリと分かりました。
私の父親も、そこまでやって「自分には向いていない」、と言った私に対しては、それ以来二度と継いでほしいとは言わなくなりました。(結局、姉の主人が会社を継いでくれました)
仕事の向き不向きに限らず、やるだけやってみて判断する。これは、どうしようかと迷っているときの、一つのいい判断方法だと思います。
* 天職・適職の見つけ方、自分にあった生き方については、私の『人と同じじゃ意味がない』、『BANZAI!セミナー≪第1回≫』DVD (共に創文より発売)で詳しくお話ししています。ご参照ください。