2006/06/03
どうぞ、お土産のお気遣いはなさらないでください
鑑定のお客様が、お土産をくださることがよくあります。
今日も、お客様の中のお一人が、故郷の名物をお持ちになりました。
お土産で頂く物の9.5割は甘いもので、結構高価な物です。しかし、あいにく私はといえば、甘いものが大の苦手で、日頃からほとんど手を付けることが無いほどなのです。
原因は、子供のころに甘いものを食べ過ぎて、もう一生分を食べてしまったからだ、と思っています。
それほど、元は甘い物大好き人間で、当然、虫歯だらけの子供でした。そんな訳で、今では一切自分からは甘いものには手を出しません。
私は毎日料理をしますし、全粒粉でパンだって焼きます。しかし砂糖だけは一切入れないで作ります。それほど、本来の素材の自然のままの甘みが好きなんですね。
皆様のお持ちになった、甘いお土産を見ると、そのお気持ちに対し、ほんの少しだけ(0.5立方センチメートル=5ミリ四方ほど)頂きはしますが、実のところは申し訳なく、心苦しいのです。
という訳で皆様、もしいらっしゃる時に、何か甘いものをお土産に・・・、なんて思われたときには、お気持ちだけで結構です。グッとこらえて下さいますでしょうか。
そして、どうぞ、お土産のお心遣いはなさらないでください。いらしてくださるだけで、本当に嬉しく思っていますから。