2010/06/24
 さすが、二重感情線の持ち主W子さん。
逞(たくま)しい~!

 先日鑑定したW子さん(40代 女性)は、感情線の上にもう一本の感情線がある”二重感情線”の持ち主でした。

 それで私が、彼女の手のひらの二重感情線を指差しながら、

 「W子さん、この二重感情線の持ち主は、逆境に負けない人です。困難があると、逆に『負けるもんか~!』 と立ち向かって行く人で、決して負けません。そんなド根性の人です」

 そして私は更に続けて、W子さんにこう言いました。

 「例えばですね、子供3人産んだ後で、夫と別れたりする事があったとしても、『絶対私が立派に育ててみせる~!』とか言って、見事にそれをやる人なんですよ~」

 そう言ったんですね。

 それでW子さんに訊ねると、彼女の現在の状況が、正にそうだったのです~。

 「男の子3人を残して主人は数年前に他界。それまで家庭に入っていた私は、直ぐさま働き始めました」(W子さん 談)

 それで現在彼女は、子供を学校にやりながら、立派に一家のやりくりをして いらっしゃったのでした。

 二重感情線の持ち主は、困難に極めて強い!
 反面、悠々自適で恵まれ過ぎた環境では、長所である反骨精神がなかなか発揮出来ず、調子が今一でしょう。

 そんな人も、自分から何か目標を見つけて、次なる事に飛び込んで行く~! 
 これが、二重感情線の持ち主の理想の生き方であり、真骨頂なんです。

 また、新刊『流年手相術」でも述べましたが、現在は感情線が二重でない人も、困難を乗り越える経験を何度もしていると、何時しか2本目の感情線がうっすら出てきて(切れ切れでもよい)、やがて、しっかりした二重感情線になって行きます。

 努力しつつ、自分の手相を観察してみて下さい。

* 二重感情線をはじめ、手相全般、そして手相の分かり易く、面白い、たくさんのエピソードをご覧になりたい方は、私の新刊手相書『流年手相術』(りゅうねん てそうじゅつ 創文刊)を、ご参照ください。

 アマゾン・ドット・コムの手相部門で、発売以来 5年半の間、売り上げ1位を独走中の 前著『的中手相術』(西谷泰人著 創文刊)と共に、ご活用ください!

TOPページ