お見合いの時ぐらい、夢をみさせてほしい
（ある男性Ａさん）
昨日鑑定した、Ａさん（３０歳 独身男性）からお聞きした、お見合いの際の話です。
これじゃ、結婚できないでしょう、というお話です。
デートの際の食事代を払っても、お礼を言わない
独身のＡさんが、お相手の女性とお見合いデートをして、食事をしました。
そして店を出る際に、Ａさんが全額支払った。
ここまでは、よくある話です。問題はその後です。
「彼女はお礼の一言もないんです。マナーの無い人だな・・と思い、お断りしました。」（Ａさん）
普段の生活や考え方、癖が、ちょっとした一瞬に出てしまうんですね。
これじゃ、断られる訳です。
本来は、医者か弁護士と結婚したかった・・・
Ａさんが、他のお見合いした女性のケースです。
お見合いの後、仲人さんに、
「本来、私は医者か弁護士と結婚したかった」
と言ったそうです。（後で仲人さんから漏れ聞く）
そう思っているのはしょうがないとしても、口に出すことじゃないでしょう。
もちろん、どちらからもお断りでした。
人をバカにした、プライドの高い女性ですね。
これじゃ、なかなか結婚できません。
美術館に行って、驚く一言を！
Ａさんが、また別の女性とお見合いデートをしました。
食事の後、Ａさんから、
「美術館へ行きませんか？ それとも他が良いですか？」
そう尋ねたんですね。
それで、美術館へ行くことになりました。
その時、美術館は評判のゴッホ展だった。
すると彼女は、館内に展示した絵をを少し見て、こう言ったそうです。
「私、絵に全然興味ないんです」（彼女）
「・・・・・・。」（Ａさん）
それでショックを受けるＡさん。
気まずい空気が２人の間に流れ、その日は会話も弾みませんでした。
当然、どちらともなくお断りです。
お見合いの時ぐらい・・・心も体もオメカシしよう
Ａさんは、こうおっしゃっていました。
「お見合いデートの時は、心も体もメカシ込んだ場であって、建前で接する段階なのに・・・。
お見合いの時ぐらい、夢を見させてほしい」（Ａさん）
絵が分からない事を、謙虚に恥じるならともかく、興味がない、とは失礼な話です。
これがもし、
「Ａさんって、絵がお分かりになるなんて、ステキですね」
この一言で、男性はメロメロで、決まりでしょう。
Ａさんは、絵が分からなかったかもしれませんが、舞い上がるほど嬉しいに違いありません。
この人と結婚しよう、男性がそう思う一瞬です。
この人と結婚したい…そう思う一言は
２番目の人の場合なら、
「医者か弁護士がいいと思っていたところがありましたけど、Ａさんとお会いしたら、全然思わなくなりました」
１番目の人の場合は、
「今日はご馳走様でした。とっても美味しかったです。Ａさんは美味しいものを、色々ご存じなんですね」
そんな一言が出れば、男性は、「この人と結婚しよう！」 そう思います。
少なくとも、結婚しようという方向に近づきます。
それなのに、何ですか、逆さま言ってるじゃないですか。
お相手の男性を、ガッカリさせ、気まずくさせ、起こらせているじゃありませんか。
それは男性の方にも、言えることですが・・・。
男女とも、
「あなたが選ぶんじゃなくて、選んでもらうもの」。
そういう気持ちがあれば、自然とあなたの良い面が出ます。
今日の話が、皆様のご参考になれば幸いです。
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