あなたの才能はまだまだ眠っている
自分の才能は、なかなか気が付かないケースが多い
自分の秘めている才能は、一定以上の努力をして、初めて出てきます。
私の『人と同じじゃ意味がない』（創文刊）で述べたように、人の才能は油田に例えられます。
石油（才能）が地表や地表近くに出て来ている分かり易い人の場合もありますが、人によっては才能が地中深く眠っている油田のようなケースもあります。
そんな場合は、地中２～３０００メートル掘り下げて（一定以上の努力をして）、初めて石油（才能）が噴き出して来ます。
ですから、自分の才能にまったく気が付かないまま、一生を終えるケースも少なくありません。
才能に気が付かないから、「自分には才能なんて全然ない」 そう思い込んで、発掘の努力もしませんから。
そんな気付かない秘めた才能でも、手相には、
「あなたは〇〇の才能を持っている！」 と出ています。
ですから手相は、自分の表に出ている才能だけでなく、秘めた気が付かない才能を知るのに、とても便利なツールなんです。
自分には、何の才能もない・・・（Ａ子さん）
鳥取鑑定の４日目に、こんな事がありました。
お嬢さん（３９歳）と２人でいらっしゃったＡ子さん（６６歳）は、とても自分自身に否定的な人で、自分を低く低く思っていらっしゃる方でした。
手相を拝見して、明らかに秘め持っている才能を私が指摘しても、すべて否定して聞き入れようとなさらない。
「自分は才能なんてまったくない、ダメな人間なの」（Ａ子さん）と。
こういうのを心理学では“自己限定”といって、自分の無限の才能を「これだけしかない」、と自分で限ってしまう、運を悪く小さくしてしまう典型的なマイナス思考です。
そして自己限定タイプは、何でも初めから出来ないと思って、やってもみないので、なにも出来ないままです。
そこで私はＡ子さんに、
「何事にもチャレンジしてみるといいですよ。自分の気が付かなかった面（素質や長所）が分かって、面白いですから」
そうアドバイスしました。
何でもチャレンジしてみることが大切
チャレンジしたり、努力することが大切です。
もし何かをやってみて、面白くなって好きになったなら、あなたは、その事の才能が開花して行きます。
「好きになったら、そのことには才能がある」 という事です。
＊自分の才能を知る方法（４つあります）については、『人と同じじゃ意味がない』（西谷泰人著 創文刊）に詳しく述べています。ご参照ください。
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