2014/02/12
【こんな流派?もあった】 あれもダメ、これもダメという、 縛りだらけの方位知識で散々な目に! (M子さんの体験談)
引っ越し相談で、ある気学師に鑑定を受ける
先日鑑定したM子さん(33歳)は、私の方位学の本に出会う前の2012年・秋、引っ越しの相談を誰かにしたいと思い、インターネットで検索。
それで見つけた当たりそうな気学師の先生に、電話で鑑定を受けたのでした。
(結局、それから4~5回電話で相談する事になるのですが・・・)
*気学・・・きがく。日本では気学、あるいは九星気学ともいう。どちらも方位学と同じものです。
その気学の先生という人は、引っ越しをするのに、やたら注文が多く、ざっと聞いただけでも、
「そんな条件の住まいって、ないんじゃないの?」 という感じでした。
M子さんが言われた、その流派の、引っ越しして良い住まいの条件は、以下の通りでした。
1-家の向きが〇〇方位でなくてはダメ
2-間取りは四角。正方形か長方形でなくてはダメ
3-線路から200m以上離れていないとダメ
4-高圧線の下はダメ
5-バルコニーは西南はダメ(少しでも西南にかかっていたらダメ)
6-大病院から500m以上離れていないとダメ
7-墓から500m以上離れていないとダメ
8-池や河(川)から500m以上離れていないとダメ
玄関の位置に関しては、何も言われなかったそうです。
もし家相を気にするなら、玄関の位置を気にするものなんですが・・・。
こんな厳しい条件を言うと、
「私の住んでるとこ、ダメじゃん!」 なんて声が聞こえてきそうですね(笑。気にしないで結構です)。
なかなか、条件に見合う物件が見つからなくて、
涙目のM子さん・・・
そんな厳しい条件の為、M子さんは1年がかりで物件を探すのですが、条件に合う住いは、なかなかありません。
M子さんの気に入った物件は幾つかあったのですが、気学の先生が言った条件をすべて満たすものは、一つもない・・・。
それでまた、何回目かの電話をして、
「先生、田舎なんで、そんな条件の揃った良い場所はないです」、とM子さんが半泣き状態で、先生に言うと、その先生は、
「いい物件は、涙と共に現れるのです」
とかなんとか、訳の分かんない事をおっしゃるのだとか。(う~ん、なんじゃこりゃ 西谷)
結局1年後(昨年の秋)に、条件を満たすものは、高~い家賃の部屋しかなくて、そこに入居を決めたM子さんでした。
引っ越した後は・・・
言われた条件を満たす住いに引っ越したのですから、M子さんのその後は、さぞかし幸せになったことと思いますよね。
1年もかけて探した場所なんですから。
それで引っ越し後を伺うと、
引っ越した翌月に、車上荒らしに遭い、窓ガラスを割られてカーナビを盗まれたそうです。
また、仲の良かった友人と、些細な事からもめて、別れてしまったといいます。
(私は吉方位に引っ越ししたものとばかり思って、詳しい方位の事は聞きそびれましたが、この気学の先生の勧めた方位、月盤が怪しい・・)
更に、引っ越した新居の家賃が高いので、それまでの仕事以外に、夜や休みの日にアルバイトをして、家賃を捻出しているM子さんでした。
でもそろそろ、そんな生活に疲れ果てて、近々、引っ越さざるを得なくなっているということでした。
やれやれ、とんだ気学師に出会ったものです。
M子さんの手相には、現在は試練・修行の時、と出ていた
彼女(33歳)の手相をみると、生命線の33歳位置には障害の相があって、こりゃ、試練の時期だったな・・・と分かりました。
でもM子さんは、今日から開運しますよ!
皆さん、方位はシンプルにしっかり吉方位に引っ越すのがます第一です。そうすれば、家相や風水は参考にする程度で構いません。
今回のM子さんの相談した気学師のように、常識を外れた、理想の家相を求めるのは、見当違いです。
だって、今より幸せになりたくて引っ越すのに、家賃が高過ぎて、お金にピーピー言っているんじゃ、運が悪くなった、という事ですから。
そんな基本的な事を、きちんと鑑定師はアドバイスしなくちゃいけません。
こんな風に、あちこちで間違った方位知識が氾濫していますので、ご注意くださいね。
という事で皆さん! 私が述べているシンプルな正しい方位学、これを実践してください。
そうすれば、幸運は掴めます。大丈夫です!
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