2016/4/18
「寝相」で、あなたの深層心理を読む

 S子さんからの質問は・・・

 先日、鑑定にいらっしゃったS子さん(50代)より、

 「先生、私は毎日横になって寝るんです。何か意味がありますか?」
 という、寝相の質問が出ました。

 そこで今日はその時に、私がS子さんにお話しした内容を、皆さまにもご紹介しましょう。

  寝相には、深層意識が映っている

 アメリカの精神分析医、サミエル・ダンケルが寝相の研究をしました。

 そもそも脳の研究では、深い眠りのノンレム睡眠の時に、人は体を動かします。
 そこに、その人の潜在的な深層心理が映っている、という理由です。

 以下、代表的な 「寝相7タイプ」 をご紹介します。

 あなたの寝相は、どのタイプでしょうか?
 あるいは、あなたのパートナーや、子供など、家族の寝相はどんな形でしょうか?

 それでは、そっと覗(のぞ)いてみましょう。

  代表的な 「7タイプ」

 ① 横向きひざ曲げタイプ
 横向きで、少しひざを曲げた寝相です。内臓を守りやすい姿勢。

 このタイプの人は、バランスの取れた性格であり、物事をスムーズに処理できるタイプです。
 常識があって、協調性もあり、ストレスをうまく解消できる人です。

 ただし、横向きの寝相であっても、足首(くるぶし)や手首を重ねて寝ている寝相の人の場合は、鎖につながれた「囚人型」と言い、
 
 人間関係に悩んでいて、物事がうまくいかず、ストレスを感じている人です。

 ②横向き丸まったタイプ
 横向きで、体を丸めたような寝相です。

 母親の胎内にいたときの姿勢で、警戒心の強い、自己防衛本能の表れた姿勢です。
 
 このタイプは甘えたい、守ってほしいという依存心の強い傾向があります。自分の殻に閉じこもりがちな性格です。

 ③仰向け大の字タイプ
 あおむけで、のびのびとした寝相です。

 寝姿から分かる通り、堂々としている自信家で、オープンな性格の人です。

 自分が快活なので、他の人の気持ちを理解することは、ちょっとニガ手かもしれません。

 ④うつぶせタイプ
 うつ伏せになって寝ている寝相です。
 この形は、母親にしがみついている姿勢でもあります。

 自己中心的で、几帳面な性格。
 自分の思い通りになっていない事に対し、欲求不満の状態です。

 ⑤抱きつきタイプ
 何かを抱きしめている寝相です。実際、枕や布団を足に挟んで寝ています。

 これは、理想通りにいかない現実に、イライラしている時の姿勢。
 また、性的に欲求不満な人の寝相です。

 ⑥仰向けひざ立てタイプ
 上を向いて、ひざを立てている寝相。

 この人は、とても神経質で、細かなことも気にする人です。
 そして、一度気になりだすと、何時までも気にし続ける傾向があります。

 ⑦仰向けで胸の上に両手を置くタイプ
 上を向いて寝て、両手を胸の上に乗せている寝相。

 何かから身を守るこの姿勢が示すとおり、悩みを持っている人です。
 不安な精神状態で葛藤しています。

  それが分かったら、良い寝相に変えてみよう

 という事で、皆さんの寝相はどのタイプでしたか!?

 寝相で、性格や生き方が見えて来たら、今度は是非、その欠点をカバーする良い寝相に変えてみてはどうでしょうか。

 とは言っても、寝入りばなだけの形で、時間とともに深層心理のままの寝相になるでしょうが。
 でも、何度か自分にとって良い寝相で眠っていると、段々寝相が良くなっていく事もあるでしょう。
 
 <まずは形から改善する。そうすると、意識が良く変化し、運命も変化する>、という訳です。

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