2010/10/08
「子宮頸がんワクチン」
の接種を断わりましょう
今日の話題は、もう既に始まっている「子宮頸(けい)がんワクチン」の接種についてです。
このワクチンを、我が国の11歳から14歳までの女の子(計300万人)全員を対象に投与しよう、という方向で政府も地方の行政も話を進めていますから、どんなものか知っておくべきでしょう。
民主党政権が発足してからまもなくの平成21年10月16日、「サーバリックス」という名前の子宮頸がん予防ワクチンが日本での販売承認を取得しました。
そのワクチンの販売が承認される前から、なぜか政治、行政、医療、市民団体あげての、接種推進、公費助成運動が展開されています。
「子宮頸がん予防ワクチンを接種すると不妊になる」という噂がネット上で飛び交っていますが、それはデマだという説も同時に飛び交っています。
さて、どちらが本当でしょうか。私の結論は、今日のタイトルの通りです。
子宮頸がんワクチンの接種は断わりましょう。
デマだと言い切る人は軽率だと思います。安全かどうかは、「サーバリックス」を製造しているグラクソ・スミスクライン株式会社の説明書からは証明できません。不都合なことは書いてありませんから。
医学用語を使うと大変長い説明を要しますので、ここでは参考となる論文を紹介しておきます。
月刊「Will」11月号の、厚生労働省 医系技官の木村盛世氏の解説「子宮頸がんワクチン なぜそんなに急ぐのか」
そして弁護士 南出喜久治氏による
「子宮頸がん予防ワクチンの危険性」http://kokutaigoji.com/teigen/pdf/220723HPV_vaccine_PDF.pdf (このURLをクリックしてもページが開けませんので、コピペして、それぞれのブラウザから移動してください)です。
いくつか内容をピックアップします。
※ 『子宮頸がんワクチン』という呼称は不適切で、『ヒトパピローマウイルス感染予防ワクチン』と呼ぶべきである。
※ 子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルスの感染だけではないし、ヒトパピローマウイルスと子宮頸がんとの関連性は無いという説もある(米国食品医薬品局H15年3月7日付け)。したがって、『サーバリックス』を接種したら、子宮頸がんにかからなくなる、というわけではない。
※ 『サーバリックス』が対応している16、18型のヒトパピローマウイルスは、日本では感染の割合が少ない。
※ 接種した女性は不妊になるのではなく、流産になる可能性が、接種しなかった女性より とても高い。(14カ国、15歳から25歳までの26000人の調査結果―イギリス医学誌ランセットH22年2月20日付け)
※ ワクチンによる予防効果が何年続くのか、はっきり分かっていない。4、5年は続くと言われているが、一生続くのではない。
※ 子宮頸がんは定期健診で予防可能である。
※ 『サーバリックス』に含まれている免疫増強剤、アジュバンドは他の疾患を引き起こす原因になる。
なにもワクチンを接種しなくても、子宮頸がんを防ぐことはできるのですから、「疑わしきは接種せず」で、女性のみなさん、娘さんを持つ親御さん、接種してはならない、と覚えておいてください。