2016/1/12
人は、イメージした所までしか行けない

 新聞の記事から

 今日、読んだサンケイスポーツの記事に、「私の失敗」 なるコーナーがありました。

 読んでみて、なるほど・・・と思った事がありましたので、お話しします。

  長嶋一茂氏が登場

 今日の紙面のコーナーに登場していたのは、長嶋一茂氏。

 一茂氏は、野球ファンの方ならご存知の通り、ミスターブロ野球・長嶋茂雄氏の長男です。

 偉大な名選手の父の影響で、期待が大き過ぎたこともあるでしょうが、残念ながら、期待ハズれの成績のまま引退。タレントに転身しました。

 *長嶋一茂・・・1966年生まれ。立教大を経て87年のドラフトでヤクルト1位入団。93年に巨人へ移籍し、96年に現役引退。
 通算成績は384試合に出場、打率 210、18本塁打、82打点。
 引退後はタレントに転身した。右投げ右打ち。

  一茂氏が語る 「私の失敗」

 一茂氏は、「私の失敗」 のインタビューの中で、こんな事を述べています。

 「野球で成功できなかった理由? 打席で体が開くとか、内角球を打てないとか、バッティングの技術的なことをよく指摘されたけど、最大の理由は、『どんなプロ野球選手になりたいか』 という明確なビジョンをもっていなかったことだろうね。

 『プロ野球選手になりたい』。子供の頃からただそれだけで、『こんな選手になりたい』 というプロ入り後の目標がなかった。

 プロ入りがゴール。その後をイメージしてこなかったから、『やっぱりプロはスゴい』 で終わっちゃって対応ができなかった」(一茂 談)

 そう述べています。そして、

  初ホームランも “まぐれ”

 「巨人のビル・ガリクソンからバックスクリーンへ放ったプロ入り初ホームランだってまぐれだからね。

 実際は球が速すぎて見えなかった。開き直って思い切りバットを振ったら、当たっただけ。本当に未熟だったよ」 (一茂 談)

 (サンケイスポーツ 2016/1/12 より)

  イメージがしっかり出来ていたものと、出来ていなかったもの

 こうして、イメージがしっかり出来ていた事 <プロ野球選手になる!> については、ドラフト1位でプロ野球選手になりました。

 一方、まったくイメージしていなかった <プロ入り後の運命> は、ヒドイ結果に終わったのでした。

  イメージの世界で一度成功しておく大切さ

 この一茂氏の体験でも分かるように、イメージの世界で、まず一度、成功してから取り掛かることは、成功する上において、実に重要なことである、という事です。

 という事で、皆さん! 
 自分の未来の目標設定(イメージ)が間違っていたと思う方は、早速、改めようではありませんか。

 もっともっと先まで、素晴らしいあなたの未来に!

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