“ため息”ばかりついている
T子さんに、忠告したこと
あれもこれも行き詰って・・・
今日鑑定にいらっしゃったT子さん(53歳)は、最近、ため息ばかりついているそうです。
自分が肺の病気になって、治療したが、クスリが合わなくて、体調が悪いことから始まり、
母(79歳)も病気になって、体が弱ってしまって、弱気なこと。
弟夫婦の離婚問題で、巻き込まれて大変だったこと。
そして、自分が主催しているある教室を、続けるかどうかで悩んでいること、
などなど・・・が重なって、もう青色吐息でした。
そこで私は、T子さんにこんな話をしました。
うつ病研究の心理学の博士の話
うつ病を研究する海外の心理学の博士が、ある時こう考えたのでした。
「自分自身がうつ病になってみないと、うつ病の人の気持ちは分からない」
そう言って、自分自身が、うつ病になろうと努力を始めました。
そして、いろいろ試すのですが、なかなかうつ病になれない。
困り果てた博士でした。
博士、遂にうつ病になる!
しかしです。最後に博士は、遂にうつ病になったのです。
では、その方法は。
実は、なかなかうつ病になれなくて、
「ため息ばかりを、1日中つき続けた」 そうです。
すると、本当にうつ病に罹ってしまったのでした。
これが私が、T子さんにお話しした内容です。
このように、ため息は、うつ病を呼び込むサインだったのです。
皆さんも、ため息をつくようになったら、うつ病を警戒してください。
そして、ため息をつくのを止めるだけでも、うつ病を防ぐ効用がありますので、意識して止めましょう。
という事で、鑑定のこぼれ話でした。
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