2014/12/15
   「昔、引っ越した後、一家に悪い事ばかりが起こった」
そうおっしゃるので、方位を調べてみたら・・・
(Y子さん一家のケース)

今日の鑑定日記は、方位のお話です。
 方位学の専門用語が文中に登場しますが、方位学をあまりご存じない方は、専門用語や、難しい解説部分は飛ばして、お読みになってください。

  引っ越した後から、一家全員、運が悪くなった

 先日、鑑定したY子さん(32歳)のお話です。

 鑑定が始まって、開口一番、過去の思い出として、こんな事をおっしゃった。

 「私が小学4年生の時に、一家で当時住んでいた三重県伊賀市から、大分県のU市(東南60度)に引っ越した時から、運が悪くなった・・・という自覚が強くあるんです」 (Y子さん)

 そこで私が、
 「どんな人生になったんですか?」 とお聞きしたところ、こんな答えが返ってきました。

  引っ越し後、不登校が始まる

 Y子さんは引っ越し後、小学校の5年~高校まで、不登校の子供になってしまったそうです。

 今までは、学校を休むなんて思いもしなかったのに、引っ越した後は非常に体がだるくて、学校に行く気力が全然出ない・・・という状態に陥ってしまったそうです。

 「母が、私を無理やり学校に連れて行くのですが、すぐに1人で歩いて帰っていました。母は働きに出ていて、昼間、家には誰も居なかったし・・・」(Y子さん)

 一方、この引っ越し後、両親は不仲になるし(離婚まで行きそうに何度もなった)、父は職場で対人関係でもめるし、母は腰を悪くした上に、体調がみるみる悪くなったそうです。

 もちろん方位など、まったく知らなかったY子さん一家ですから、何も考えずに引っ越したことは、言うまでもありません。

 その話をお聞きして、私はすぐに方位を調べたくなり、引っ越し時期をお聞きしました。

  引っ越し時期から、方位を割り出す!

 Y子さんは、過去の引っ越し時期を、明瞭に記憶していらっしゃいました。

 伺うと、1992年3月30日だったそうです。
 それですぐに調べてみると、Y子さん(九紫火星)の引っ越しは、こうでした。

 三重県伊賀市から、大分県のU市への引っ越しですから、西南60度への引っ越しでした。
 約400kmの移動です。

 1992年は、八白中宮の年で、申年。

 では解説します。

  西谷泰人の方位解説

 この1992年の西南60度への引っ越しは、誰にとっても、大凶方位でした。

 Y子さんは、9歳の時に引っ越した訳ですが、大体15歳までの子供というのは、親の世界で生きていて、親が取った方位の影響をストレートに受けます。
 ですから、両親ともが大凶方位で引っ越したなら、もうWパンチです。

 1992年の年盤の西南60度の方位は、五黄土星+大歳=大凶方位(3倍大凶!)でした。

 元々、西南方位は、勤勉・努力の方位です。
 吉方位で行けば、勤勉で、とても努力家になります。

 でも反対に西南の凶方位、まして3倍大凶の方位を取ると、ヤル気が全然出ない、努力ができない人(怠惰な人)になってしまいます。

 更に、五黄殺(五黄土星の回った)方位は、代表的な凶方位。
 この方位に行くと、腐って行く、落ちこぼれていく・・という凶方位ですから、余程の気合と根性で立ち向かわないと、そのマイナスエネルギーに負けてしまうでしょう。

 という訳で、Y子さんと、Y子さん一家の、3倍大凶方位へ引っ越した“後日談”でした。

 皆さん、引っ越し・旅行は、くれぐれも吉方位へ行きましょう!
 そして、幸せになってください!

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