2007/02/20
★83歳女性。「誰の世話にもなりたくない」と、東京一人暮らし
今日鑑定した、W.M.さん(83歳 女性)は、東京で一人暮らしでした。
「誰の世話にもなりたくない」と言って、茨城の娘夫婦の「一緒に住みましょう」の呼び掛けも断り、都会での悠々自適なライフスタイルを謳歌していらっしゃいます。将来、動くのが不自由になったら、その時は自分で老人ホームに入るとか。
現在Wさんは、炊事、洗濯、買い物、掃除、何でも自分でおやりになり、杖もつかない。
夫は30年前に他界。でもWさんには生活力がありました。飲食店を、銀座をはじめ2件持って頑張って来られた。
生活には困りません。
それどころか、自分の弟の事業失敗の数千万円の借金も、全額、肩代わりで返済した、という程のパワーがありました。
ただし、身体は無理がたたってかなりボロボロ。昨年には老化による腰の圧迫骨折なども経験されています。
でも、気合が入っています。
60数歳までのパワフルな生き方が、その後の気合の入った老後に反映しています。
人は、「還暦(60歳)までの生き方が、その後、晩年の状態を決定する」、のです。