★前兆をキャッチしよう
昨日鑑定したＳさん（３９歳 女性）からお聞きした、お父様の話です。
数年前に６３歳でお父様は亡くなられたのですが、死因をお聞きすると「心不全」でした。
そこで私はこうお訊きしました。
「お父様は、お亡くなりになる以前から、心臓の不調をおっしゃっていらっしゃいませんでしたか？」
「はい、亡くなる１年前に、胸が痛いと言ってしゃがみ込んだ事がありました。その時はすぐに病院に行き診察を受けましたが、狭心症ということでした。しばらくして元気で帰ってきたので安心していたのですが・・」、と彼女。
このように、人は急に亡くなったようでも、必ず前兆があるものです。
それも一度ではなく、年３度ぐらいは死亡する前にシグナルがあるものです。
詳しく言うと、心臓の病気の場合は、最初１度痛いときがあり、次に２回痛い年があり、そして年に３度痛いときが来て・・・、という具合に痛みの回数が増えていきます。そしてその後死に至る。
お父様は、何度か自覚症状があったでしょうが、多くの方がそうである様に、黙っていらっしゃったのだと思います。
小さい症状の内に、体の警告に耳を傾け、対処していく事が大切です。
前兆がなく、大事が起こる事はありません。どうしても忙しくて・・・、という人も、３度警告があったら限界ですね。
これは病気に限らず、仕事の危機、家庭の危機、災難の危機など、何事にも共通します。
小さい内に「大騒ぎして」、災難を回避しましょう。
*こんな内容は、拙著『あっ、そうだったのか！』（創文刊」）の第五章「未来にもっと投資しよう」の中の＜初めにもっと騒ごう！＞をご参照下さい。