2007/08/02
★スイスからのお客様を鑑定

先月末にスイスから帰国し、昨日、鑑定を受けにいらっしゃったAさんのご一家4名を鑑定しました。

Aさん(妻)は日本人女性(46)で、私のホームページを毎日スイスでご覧になっています。彼女は陽気な美人で、日本語は当然ですが、その他フランス語、ドイツ語、英語も堪能です。

ご主人はスイス人(51)。厳格で無口。一見超気難しそ~な学者風。
 でも私が言っている鑑定内容を聞いて、ニコ~ッと笑うと何とも可愛い顔になる。その落差が激しい(笑)。

お嬢さんはお二人(15歳と13歳)とも、完全にご主人似のスイス人フェイスでした。(でもお嬢さんお二人は、日本語ペラペラでしたよ~!)

それで今日は、上のお嬢さんが、ご主人(彼女にとってはパパ)の横に座って、ほとんど通訳。

スイス人は何語を話すかというと、(スイス語はなく)ドイツ語、フランス語、英語、イタリア語です。3カ国、4カ国語を話す人は、たくさんいるそうです。

スイスは普段は寒い。北海道並の寒さ。
 日中はまあまあ暖かいのに、夜は摂氏0度前後になる。しかし、今年は地球温暖化の影響で、先月7月の日中は摂氏30度越す夏日も多かったそうです。
 スイスも暑くなったものです。地球温暖化・・深刻ですね。

ところで、スイスでは大学に行く人は、ほんの一握りなのだとか。
 大体、小学校の時の成績で、どのランクの中学校に行くか決まる。この小学校段階で、ほとんど人生が決まってしまう、という。

そして中学では、成績で三層に振るい分けられ、優秀な一握りの高校進学組、そして就職(上)の組、就職(下・・主に肉体労働)の組となる。

一握りの高校進学した組の中の、また一握りが大学まで行く。
 ですから、大学に行っている人たちは超優秀なのだそうです(ちなみにこのご主人、大学院まで出ている超エリートでした)。

日本とはえらい違いですね。
 日本は、大学出なんて溢れ返っているし(卒業後ニートやフリーターも多い)、中学卒、高校卒で一流大学卒以上の逸材がごまんと居ます。
 社会に出たら、学歴は関係ありません。

それがスイスでは、自分の能力の本領発揮もしない7歳~12歳で振るい分けられて、運命が大方決まってしまうという訳です。

 

最後に、ご主人とがっちり握手。すると気難しい顔がまたニッコリ。
 愛すべきスイス人でした。

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