≪ 現象占い≫
「庭の木が折れたこと」、「時計が止まったこと」、
が教えていたのは・・・
T子さんのご主人が、お亡くなりになる
先日、鑑定にいらっしゃった、ご婦人T子さん(76歳)から、次のような印象深いお話を伺いました。
T子さんのご主人(80歳)が、昨年末にお亡くなりになったのですが、亡くなる2年前から、こんな珍しい出来事(現象)があったそうです。
これを「現象占い」で解明してみましょう。
*現象占い・・・目の前で起こった印象深い出来事から、今取り組んでいる事の吉凶や、近未来の善し悪し(動向)を受け取り、判断すること。
<庭の一番大きな木が折れて、半分になる>
<2年前> の秋に、関東に突風が吹いた日があり、その時に、T子さんのお宅の庭の一番大きな木(豊かに茂った中サイズの大きさの木)が折れて、半分の大きさになってしまったのでした。
私も写真で見せてもらったのですが、元の木と、折れた後の木を見せて頂くと、本当に家の側から見ると、木の左半分が見事に無くなっていました。
木が折れた直後に、ご主人に病気が発見される
その、庭の木が折れた直後のことです。
健康診断で、ご主人の腎臓に、がんが発見されたのでした。
それ以来、手術をして、入退院をする闘病生活になりました。
<半年前、ご主人が購入した、壁時計が止まる>
次に、ご主人がお亡くなりになる半年前に、以前ご主人が高島屋で買った壁時計(購入後20年以上経つが、一度も故障した事がない)が、動かなくなったのでした。電池を交換しても動かない・・・。故障でした。
その時計が止まったのと、時を同じくして、ご主人のがんが脳に転移して、致命的と医師から告げられたのでした。
(その時から、体力も急速に衰える)
そして、その半年後に、ご主人はお亡くなりになりました。
それでは、この2つの現象について解説します。
西谷泰人の「現象占い」 解説
自宅の庭にある木は、家人の運命を象徴していて、一番大きな木がご主人を現します。
その庭の木が折れる・・・それは、ご主人の生命や社会的生命に、重大な危機が訪れる、という事を意味します。
また、ご主人が購入したお気に入りの壁時計は、ご主人の“気”が入っていますので、ご主人の運命を宿しています。
(持ち物には、持ち主の運命が宿る)
その時計が故障して止まる・・・これは、持ち主であるご主人の生命力(寿命)も、止まる(終わりになりますよ)、という知らせです。
このように、その人の持ち物には、持ち主の魂(生命)が宿り、それらに起こる異変は、持ち主に起こる異変となります。
壊れた時計を修理すれば、回復の道が見えてきたかも・・
この壊れた時計を、直ぐに修理して直せば、ご主人に回復の道が見えてきたかもしれませんが、T子さんは、その時計を壁から外したまま(壊れたまま)にしていらっしゃいました。
「時計も長い間使ったから、もう寿命なんだわ・・」(T子さん) と。
誰でもそう思います。
それに体の具合の悪いご主人の介護で頭がいっぱいで、それ(時計修理)どころじゃない・・という毎日でしたから。
先日お聞きした印象深い話でしたので、ご紹介しました。
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