2013/06/20
≪鑑定日記＋夢判断≫
霧が風で一気に払われる夢と、 後日談
（Ｋ子さんのケース）

　　Ｋ子さんの２つの悩み

　先日鑑定にいらっしゃった、Ｋ子さん（５６歳　女性）の見た、夢の話です。

　Ｋ子さんは、現在アパレル関係のお店の店員として勤務しています。
　しかしここのところ、その店が赤字続きで、いよいよ閉店になる・・という話が出ていました。
　閉店になると、仕事を失うことになり、この年齢からは仕事を探すのは難しく、生活が厳しくなるのは目に見えていました。

　更に、同居の母（８６歳）の体調が今年に入ってから思わしくなく、介護施設の入居を希望するのですが、空きがない・・という状況でした。

　そんなある日のこと、Ｋ子さんは印象深い夢を見たのでした。

　　≪夢の内容≫

　霧（きり）が深く立ち込めた場所（野外）に立っている自分（Ｋ子さん）が居ました。
　そこに風がフッと吹くと、霧が一気に吹き払われ、視界が開ける、という夢でした。

　　≪霧が払われた夢の後日談≫

　この夢を見た日、勤務する店は閉店が決まったのですが、運良く、２つ離れた駅近くの、同じ会社の別の店に１人欠員が出て、ちょうどＫ子さんだけが、その店で、継続して勤務することになったのでした。

　またその翌日には、母の希望していた介護施設の部屋に空きが出たと連絡が来て、入居できることになったのでした。

　思わず、ホッと胸をなでおろしたＫ子さんでした。

　それでは、この夢の解説をしましょう。

　　　西谷泰人の夢解説

　自分の周囲が霧で覆われた夢・・・自分の周囲が深い霧に包まれて、何も見えないのは、現在、八方塞（はっぽうふさがり）の状況にある事を教えています。

　深い霧が一気に風で吹き払われる夢・・・行き詰まっていたこと、あなたを悩ませていた面倒な事々が、ことごとく解消するという“吉夢”です。

　人によっては、３つ４つもの悩みが、“霧が払われる夢”の後、一気に解消するケースがあり、霧は八方塞の象徴である事が分かります。

　皆さんも、行き詰っていた時はこの夢を見て、是非、開運してください！

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