2014/4/29
≪鑑定日記+夢判断≫
カニを食べる夢と、後日談 (Mさんのケース)
Mさんの父親の容態が、危険な状態に・・・
先日鑑定にいらっしゃったMさん(58歳 男性 東京在住)の、夢の体験談です。
Mさんの父親(長野県在住)は、92歳の高齢で、現在肺の機能不調で、今年の2月10日から入院中です。
そんな状況で1ヵ月経った、3月12日の夜のことです。
以下、Mさんの話。
「父の肺機能が急に低下して、父の意識が戻らなくなったようです。
それで、もうダメかも・・・ということで、担当医が見舞いで訪れていた親戚に、『ご家族を呼んで下さい・・・』と告げたのです。」(Mさん)
父親の容態は「今晩から明日が山場です」、と告げる連絡が、東京のMさんの元に入ったのが3月12日の夜でした。
「よし、明日の朝の新幹線で、長野の病院に向かおう」
Mさんは、そう決めました。
カニを食べる夢をみる
その日の夜、Mさんは夢の中で、「ゆでたカニを食べる夢」 を見たのでした。
それも一口・二口ではなく、結構な量を食べたのでした。
「夢でカニを食べている食感は、現実に食べている、そのままでした」(Mさん)
たっぷり食べている状態のまま、目が覚めたMさんは、
「カニの夢は・・・たしか勝負に勝つ大吉の夢じゃないか!」と思ったのでした。
「もしかしてこれは、父が死を乗り越えたのでは・・・」 そう思うMさん。
すると、夢から覚めた15分後の6時半ちょうどに、長野の病院に駆けつけていた実家の家族から、電話が入ったのでした。
「父が回復しました。意識が戻り、今朝は元気そうなので帰ってくる必要はありません。大丈夫です!」
これがMさんが体験した、「カニの夢と後日談」です。
それでは、この夢の解説をしましょう。
西谷泰人の夢解説
カニを食べる夢・・・ カニの夢は、姿を見ただけでも、また食べた夢であっても、災難を防ぎ、幸運を呼び込む大吉夢です。
病人は全快しますし、あらゆる勝負ごとに勝つ、縁起の良い夢です。
死か生かの勝負に勝った、という意味で、危篤状態からの生還の際に、この夢をみることがよくあります。
(「暮らしに活かす夢判断」〈西谷泰人著 創文刊〉のp34でも、似たケースをご紹介しています)
という事で、鑑定のこぼれ話でした。
*鑑定日記の感想や、新刊の情報をくださる方は、
sobunnep@za.wakwak.comまでお送りください。
お待ちしています!