2014/7/19

≪現象占い≫

熟年離婚?騒動の最中に、母の椅子を移動させようとした父が、腰骨を骨折、その意味は?

 

  高齢の父が、腰の骨を折る

 昨日、電話鑑定をした、A子さん(40歳)の“ご両親”のお話です。

 A子さんのご両親は、お父様83歳、お母様74歳です。

 「結婚して、かれこれ50年経った近年になって、母は長年の父への恨みつらみが我慢の限界に達し、母が実家を出る形で、別居を始めたのでした。

 そして、離婚騒動になり、実家を出て別居を始めた母にいらだつ父と、離婚すると言って曲げない母は、それぞれ言い合っています。」(A子さん)

 そんなある日のことです。
 「実家に一人でいる父が、長年母が座っていた椅子(これが結構重い)を除(の)けようとして、持ち上げた瞬間に、腰骨を圧迫骨折してしまったのでした。
 それ以来、父は寝込んでいます」(A子さん)

 実家には、お父様の介護でヘルパーさんに来てもらっているそうですが、A子さんも、お父様の手助けに通っています。

 今日は、その事を解説しましょう。

  “現象占い”で事件を解説する

 これは“現象占い”で解説しなくてはいけません。すると・・・。

 *現象占い・・・げんしょう うらない。目の前で起こった印象深い出来事から、今取り組んでいる事の吉凶や、近未来の良し悪しを読み取ること。

 今回の事件で、「眼の前で起こった印象深い出来事」 というのは、もちろん、「母の椅子を除(の)けようとして、父が腰骨を骨折した」 という事です。

 腰は、体(運命)支える大切な要(かなめ)です。体の“かなめ”だから腰、と書きます。

 その腰を、A子さんの母が長年、何時も座っていた椅子(=母の気が入っていて、母そのもの)を、除けようとして、腰を骨折した、という事は・・・。

 母を除けようとすると(除外しようとすると、居なくなると)、腰が立たなくなる(生活が出来なくなる、運命が支えられなくなる)という教えです。

 父が今、寝込んでしまった状態が、そのまま今後の運命になりますよ、という教えです。

  現象(事故)から悟って、方向性を変える

 こういう事故に遭遇した場合は、まず、

 「事故に遭ったのは、自分の生き方に何か間違いがあったのでは・・・」 
 そう考えてみる事が必要です。

 事故は偶然に起こるのではなく、起こるべくして起こっているし、警告です。
 「いまのままで行くと、行き詰りますよ」 という知らせです。

 ですから悪い現象(事故)が起こった場合は、そこから気付いて、方向性を変えことが必要です。
 そうすれば開運して行きます。

 こうして「現象占い」が活用できるようになると、常に自分で運命を修正することが出来るようになります。

 もっとも、A子さんのお父様は「現象占い」をご存じないので、どうなるかは分かりませんが、今日の鑑定日記で取り上げさせていただきました。

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