2012/06/25
″デキる″ かどうかは 「手つき」で分かる
昨日と今日は、大阪で開催している『プロ手相家養成スクール』の
31期と32期の6回目講座でした。
6回目の講座では、手相の奥義〈流年法伝授〉の回とあって、一対一の真剣勝負の連続。
今回は手相の流年法を伝授すると同時に、流年を数える時の「手つき」もしっかり指導しました。
手相が上手くなった人を見ていて分かったことは、手相を見る時の″手つき″がいい。
先生の手は、天使のハネのよう (S子さん 50歳)
私が手相鑑定の見本を見せると、生徒のS子さんが、
「先生の手は天使のハネのようです」、と表現したのです。
私は手相を見るとき、左手で相手の方の手を支えて、右手の人差し指を倒した形で流年を数えるのですが、S子さんの番が来て手相を見たとき、(私が)しっかり左右の手で固定して測定しているハズなのに、すごくソフトタッチだったので、その触れた感触の事を上記の言葉で表現したようです。
天使のハネ・・・、面白い表現ですね。
そして、相手に対して(先生が)、そんな手の持ち方ができるのは、自分の軸がしっかりしているから、とも。
何かを修得している人に通じる、「動き」がある
S子さんは、更にこんな話を。
(S子さんは、作家の中谷彰宏さんが主催する中谷塾生であると同時に、中谷さんの修行?しているのと同じダンス教室でダンスを習っている)
そこで中谷さんからダンスの心得として、次のような話を伺ったそうです。
「(ダンスをするとき)相手に対して、自分の立つ軸がないと、自分の体重が相手にかかってしまう」
軸のある人は、一つ動作を見れば分かる
S子さんが、中谷さんから聞いた話を続けます。
「マッサージを受けに行って、マッサージ師が横に立ったり、お客様に手をつく姿勢を見ただけで、上手いかどうか分かります」 (中谷さん)
そう話してくれました。
軸がしっかりしている人かどうかを見れば、腕が分かるという訳です。
そして最後に、S子さんの手相の流年を数えるときの手つきが実に美しかったので、
「S子さん、あなたは一流になるよ」 と私は言いました。
<一流の道は、まずは姿勢から>、という訳です。