方位学を応用して考えたこと・・・
映画の二枚看板スター編
先日、俳優の高倉健さん、そしてその10日後に菅原文太さんが、相次いでお亡くなりになりました。
それで、この2人の大スターの雑誌の特集記事を見ていて、面白いと思った事があったので、今日はお話しします。
どこの映画会社にも、必ず「二枚看板スター」 がいた
映画の世界には、昔からどこの映画会社にも、不思議と「二枚看板スター」がいました。
ちょっと古い話になりますが、日活では石原裕次郎と小林旭、東映では萬屋錦之助と大川橋蔵、大映では勝新太郎と市川雷蔵、東宝は三船敏郎と鶴田浩二、というように。
また、さらに古いところでは、松竹の佐田啓二や田村高広 (この頃まで行くと、私も全然知らない時代です)
そして、1960年代に入ると、東宝は加山雄三(若大将シリーズ)、植木等(クレイジーキャッツ=コメディー)の二枚看板が大ブレイク。
この二本立ての映画上映は、東宝の超ドル箱となりました。
*私も友人たちと、この(加山雄三&クレイジーキャッツの)二本立ての新作映画が上映される度に、必ず映画館に見に行ったものです。
この両方の映画が一度に見れるのですから、見に行かないなんて考えられなかった時代でした。面白いんですから。20セット以上見に行ったなぁ。
(中学生の私は数人の友人と行くし、2人の姉はそれぞれ友人たちと見に行くし、大人もゾロゾロ見に行きましたから、その人気のスゴサがお分かり頂けるでしょうか)
そして70年代の東映では、一時期ですが、高倉健さんと後輩・菅原文太さんが二枚看板になりました。
高倉健さんは享年83歳。菅原文太さんが享年81歳。
更に、映画の上映は、“2本同時上映”がお決まりでした。
方位学的考察
この現象を、方位学の理論から考えてみました。
<二枚看板>
映画は、九紫火星の象意(意味するもの)です。スターや有名人も、九紫火星です。
また、九紫火星は 「2」という数が支配しています。
その為、メガネ(左右二つのレンズ)、カップル(男女2人)というように、2つ1組のものが九紫火星です。
ですから、映画は“2本セット”で上映し、看板スターは2人の“二枚看板”、となるのでしょう。
<御三家>
では、一般に知られている「スター歌手」の、“御三家”はどうでしょう・・・。
歌手は三碧木星の象意です。
三碧木星は、「3」という数が支配しています。
だから、ちょっと古いですが、
森昌子、山口百恵、桜田淳子の“御三家”とか、
郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹。
あるいは、田原俊彦、近藤真彦、野村義男
その前は、橋幸夫、西郷輝彦、舟木一夫 (これが元祖・御三家。これを知っている人は、私と同年代かその前後)
というように「3」の数が象意の音楽界では、同時代のトップ3を一まとめにした、3羽ガラス「御三家」が登場するのではないか・・・。
また歌手に対して人々が、自然に「御三家」を受け入れる、ということになる。
各九星の象意の数
ちなみに、各九星の象意の数を、以下ご紹介します。
一白水星・・・1と6
二黒土星・・・5と10
三碧木星・・・3と8
四緑木星・・・3と8
五黄土星・・・5と10
六白金星・・・4と9
七赤金星・・・4と9
八白土星・・・5と10
九紫火星・・・2と7
となります。
木火土金水の5種に、それぞれ象意の数があります。
という事で、俳優・高倉健さん、菅原文太さんの訃報の記事から考察したお話でした。
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