西谷先生、創文の皆様、こんばんは!
いつも「鑑定日記」、楽しみにさせて頂いてます。
沢山の雑誌に目を通す西谷先生なら既にもう目にされてるでしょうが、今発売中の「女性自身」の巻頭コーナーに、千葉県の宝くじを売り続けて何十年の80数歳の八巻さん(名前は定かではないですが)というおばあちゃんの話が出ていますよね。
お年寄りだけど、手にしわが少ないのは、おおらかな性格なんでしょうかね? それとも人間、年を取るとシンプルな手相になるんでしょうか(笑)
というのが、私の実母も、若かりし時は手に凄いしわがあって、私は子供ながらに「うちのお母さん、苦労しよるんやな」と思った記憶があります。(小学生の頃の記憶です。子供の頃から手相には興味があったんでしょう)
それがこのうち、ちらっと母親の手のひらを見たら、とてもシンプルになっていたので、「あれれれ〜?子供の頃見たのと印象が違うぞ」、とふと思ったのです。
・・・・・・・・・・後略・・・・・・・・・・
(大分県:M.S.女性/44歳)
これがM.S.さんから頂いた、お便りです。
もちろん私・西谷は、『女性自身』(10月20日号)読みましたよ〜。現在も部屋にあります。
この89歳!宝くじの最高齢売り子の八巻艶子(やまきつやこ)おばあちゃんですが、第1回の宝くいが発売された1945年以来、千葉県・小岩駅前売り場で、雨の日も雪の日も宝くじを売り続けてきた〜、という方です。「宝くじとともに歩んで64年!」ですから、私たちが生まれるずっと前から売り子だった・・・スゴイですね。
お婆ちゃん曰く <暗い人は当たんないネ!> だって。 ホント、そのとおりですね。
で、この八巻さんの手を、宝くじ当選祈願の“縁起かつぎ”の神の手として、手の甲と手のひらが写真で出ています。手相の線は普通の多さですが、確かに小ジワがない手相です。
このおばあちゃんは、いらない事をあれこれ悔やまない、サッパリした方ですね。
ところで、今日頂いたお便りのM.S.さんのお母様の手相の話になりますが、
若い頃(30代?)はシワがいっぱいあって →
70代?になって見たら、あれっ、というほど小ジワがなくなってシンプルな手相になっていた、というのは、人生を達観して、いらない事にクヨクヨしなくなった。修羅場をくぐってきて、強くなった、という事です。
これは理想的な生き方です。
若い頃は、いろいろストレスが多い。仕事、人間関係や資金繰りや、家族間(姑、介護、子育て・・)の問題や結婚、夫婦問題など・・それは大変です。心労、ストレスの毎日。神経を使うと手の小ジワも多く出ます。
それが、年を取ると共に、神経を過度に使う事がどんどん無くなっていき、段々生きやすくなって、いらないシワが消えていく。小ジワが減っていく。
大体、しわが一番多いのは32歳ごろですね。
何故かというと、しわ32、というぐらいですから〜、なんちゃって!(笑)←この部分だけは冗談ですので、本気にしないように。
という訳で、年を取って、小シワが少なくなる理由でした。
PS・晩年、何歳になっても社会の第一線で活動したり、読書や執筆、研究など・・を続けている人は、80代、90代になっても、手のひらに小ジワが多いままで行きます。どちらが良いという訳ではありません。
手のひらの、いらない線は消え、いい線は増える、これが理想なんです(西谷)
|
TOPページ |