★吉方位と間違えて、凶方位に行った結果 日本からヨーロッパを西北、アメリカを東北と取る、誤った気学の説が未だに幅をきかせています。それを信じて旅行し、ヒドイ目に遭ったお気の毒な方々が本当にたくさんいらっしゃるんですね。 その方たちは、旅行中、あるいは帰国後に事故、病気、トラブル、災難に遭遇したり、中には死亡してしまう方もあります。 今回は、その中のお一人のお話です。もっとも、この方の場合は幸いにも、旅行中に小さな災いで済んでよかったと思います。それでは以下、お便りをご紹介します。 イギリス、フランスを東北60度と信じて旅行し、ヒドイ目に遭う! ヨーロッパを北西60度と取る、(誤った)方位の取り方について、私は思い当たることがあります。 五黄土星生まれの私は、平成14年12月にイギリスとフランスに行きました。(年月七赤中宮の同会。英・仏が西北だったら八白の大吉方位だが、西だと九紫暗剣殺の大凶方位! 註:西谷) その時は西北の吉方位と信じていましたが、ロンドンの空港から市内に向かう途中で、電車が車輌故障を起こしました。 パリに行く時もユーロスターは遅れ、パリに着いてからメトロで、ホテルに向う際も災難は起こりました。パリに不慣れな私は切符売り場で40ユーロを騙し取られ、おまけに駅から10分程度で到着するホテルに、迷いながら1時間かけて到着するという事態も起きました。 遅れる話はもう一つ。 パリからモスクワまで順調に飛んだのはよかったものの、モスクワから東京へのフライトはなかなか出発しませんでした。トランジットカードを提出しなかった方がいたせいでした。 後で(英・仏を西と見て)調べたら、年盤も月盤も見事に暗剣殺でした。 (K.O.38歳 男性 五黄土星) 日本から見てヨーロッパは、西30度の象意(方位の持つ意味)が、毎回出ます。 *海外方位の正しい取り方については、拙著『占い師からのメッセージ』(創文刊)・第11章「アメリカ東北説を否定する」をご覧下さい。多くの実例による海外の方位検証が、掲載されています。 |
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