06/05/30

★読書こそ魅力アップの決定打!

いろいろなジャンルの人たちが鑑定オフィスにいらっしゃいますが、SK出版の加藤純宏社長(58)は、会って最高に楽しい方の一人です。

とにかく話が面白くて、私は何時間も聞き手に回って、感じ入ることしきりでした。

出版の話をしていて、何かの拍子に話題が恋愛の話に脱線すると、突然、「少女の前では、ナポレオンは震える一人の青年だったのです」なんて、文学少年の顔になり、目を輝かせて囁かれる。

音楽の話に触れると、
 「ブラームスはベートーベンの後に生まれたことが悲劇だったのです」
 ちょっとお話を聞くと、教養のある方であることが分かります。

でも、それだけではキザな感じがありますが、必ず、最後にオチがあって笑いが入ります。このように上手い人の話には、必ずユーモアが入る。

 加藤社長は、大の読書家。人間的魅力が、全身からほとばしり出ています。



                06/05/29

★漫画家志望の彼女へ・・・、もう一言


 昨日の続きです。


 昨日鑑定した、7年間アルバイトをしている34歳の漫画家志望の女性に、私は続けてもう1つ、ニューヨークの熾烈な売り込み競争の実態を話しました。(彼女は数回、出版社に売り込んだものの断られ、自分の作品の売り込みを半ば諦めかけている)


 「私は渡米して半年後に、ニューヨークの街角に置かれている Free Paper(無料新聞)に、私の曲を歌ってくれるシンガーを募集するための、最小枠の縦1センチX横4センチの広告を出しました。
 すっごくちっちゃな英文で、『A Japanese producer looks for a singer.・・・』(日本のプロデューサーがシンガーを探している。ー連絡は00までー)って。それだけの広告でした。


 それで、約10日間で何件の申し込みがきたと思いますか? 450件でした。450件。それぐらい売り込み競争は熾烈であり、みんな必死なんですよ。どんな新聞のちっちゃな広告も絶対に見落とさない。


もしあなたが、ニューヨークのレストランに行く事があったら、そこのウェイターやウェイトレスに、「君の将来の夢は何?」って聞いてごらん。みんな、「僕はカメラマン志望です」「私は歌手志望」「俺はデザイナー志望」「僕は俳優志望さ」、と言うよ。そんな若者がウジャウジャいるんだ。
 
彼らは売込みをしていく生活費を作る為と、レストランに食事に来る有名プロデューサーやアーティストにコネを付けたくて、毎日チャンスを伺っているんですよ」


 この熱意は、何事を成就しようとする場合にも同じく必要です。成功する人は、みんな必死なんです。私は彼女に、売り込みの2回や3回出版社に断られたぐらいでくじけるようじゃダメ、と伝えました。私だって20歳の時には、曲の売り込みにレコード会社、音楽出版社を50社以上回って、ようやく1社通ったんですから。


私はアルバイトで一応不自由なく生活できている彼女に、何のためのアルバイトか、もう一度よく考えてみるように話し、売り込みの話を終えました。

 人はぬるま湯に浸かっていると、なかなか出られなくなって、年を取っていくんです。



 
              06/05/28

★漫画家志望の彼女へ・・・


 
今日鑑定した方は、34歳の漫画家志望の女性でした。おしとやかな性格で、ちょっと売り込みは苦手というタイプ。


 
彼女は、アルバイトをしながら自作の漫画の売り込みをしようと思っていましたが、段々売り込みもおっくうになり、アルバイト中心の生活になって早7年が経ってしまったそうです。漫画は部屋の中でただコツコツと書くだけで、売り込みは諦めてしまっていました。


 
期限も決めないでアルバイトを長くしていると、肝心の夢がしぼんでいくものです。


 
私は彼女に、こんな話をしました。


 
「売り込みっていうのは・・・、例えば私が作曲家志望で上京した時のように、『1年間売り込んで芽が出なかったら止める』、というような切羽詰った期限設定がないと失敗しますよ。


 長男の私は親を説得して、『1年以内に芽が出なかったら(両親経営の)測量会社を継ぐからやらせてほしい』、と1年の期限を決め、曲の売り込みを開始したんです。結局、売り込み開始後11ヶ月目に認められ、作曲家になったんです」


 
1年しかないから、売り込みに成功できたんです。10年もあったら、のんびり
して失敗したと思うな。



                 06/05/27

★「タライの原理」を説いたのは、誰?

 鑑定中にある女性から、
 「タライの原理」を説いたのは、誰ですか? という質問を受けました。
 私はこう答えました。

(「タライの原理」は、エッセイ264話で紹介しました。

※タライの原理・・・
 タライの水を両手で自分の方にかき寄せると、タライの両側の壁に沿って反対の向こうへ水が流れていってしまう現象。
 反対に、両手で押し出すと、前方の壁に当たって、水は自分へ向かって流れてくる。
 ・・・お金も愛も得ようとすると逃げ、人に与えるようにするとやって来る喩え。

 いい話ですね)


 「言った人は、
 タライ・ラマですよ!」


 ウソです」

 とてもウケてくれたので、あなたは幸運になります。


 
                06/05/26

★甘い物が大好きな、彼女の理由


 先週鑑定した25歳のAさんは、独身で現在恋人はいない、という人でした。でも大丈夫! ハッキリ、来年26歳で結婚する印が出ています。それも数ヶ所に。それはともかく。


 彼女の手相で、1つ面白いことを発見しました。


 彼女の手相に、甘い物の食べすぎ! と出ていました。このまま行くと糖分の取り過ぎで将来は腎臓を壊すと警告しています。

(糖尿病になり、腎臓病を併発するケースです)


 私が、「Aさんあなた、甘いものが好きでしょう?」というと、
 「エエ大好きです!!どうして先生分かるんですか?」と彼女。

 「手相に出ているんですよ」と私。


 彼女の甘い物好きは、異常なほどでした。何でも毎朝、出社前に近くの喫茶店でコーヒーにケーキをひとつ食べ、会社が終わった帰りに、また喫茶店でケーキをひとつ食べる、というのですから。


 「大好きで止められないんです・・・」と、Aさん。

 そこで私は彼女に、こうアドバイスしました。


 「Aさん、コーヒーを飲んで、ケーキを食べる。このたまらない甘〜い感触、これは恋の味なんですよ。恋をしてとろけそうな甘美な感覚とそっくり。つまり、あなたは今恋人がいないから、恋愛の疑似体験としてコーヒーとケーキを食べたくてしょうがないんです。でも食べすぎはダメですよ。もう少しの辛抱です。もうじき恋人が現れたら収まりますからね」


 異常な食欲や、偏った好みは、心の満たされないものを埋めているんです。




                 06/05/25

真剣勝負でなくては、運は引き出せない

 45歳のMさんの鑑定をしました。

 彼女は、85歳のいとこのおばさんのブティックを手伝って、もう13年になるそうです。でもこの店、いとこのおばさんの趣味の店なので、収益が上がらず無料奉仕でやっているとか。13年もですよ!

彼女は、「店が存続して、おばさんが喜んでくれればいいんです」といっています。


私はこれに反対しました。

 「お給料をもらって下さい。頑張って売り上げが上がったら、その分収入が増えるようにしてもらって下さい」と。
 
 なぜなら、彼女は金運のある手相だったからです。

 手相はすごく良いのに、宝の持ち腐れになっている。


私が彼女にお給料もらって下さい、といった理由は「プロになってください」、という意味です。無給じゃダメ、アマチュアですから。


プロになればお金を頂く→(お金を頂くと)必死になる→(必死になると)知恵が湧く→(知恵が湧くと)繁盛し収入が増える、からです。
 手相は良いのに、宝の持ち腐れの人が居ます。

その多くが、甘い環境に居て、真剣勝負をしないで済むために、運が引き出せずに終わっているんです。


どんなにいい手相でも、真剣にならなければ運は掴めません。


 
                06/05/24

★世界的長寿の人は、違う〜!

これは、二つとも実話です。


一つ目


 泉重千代さんは、男性世界最長寿記録者で、現在120歳 237日(1865〜1986)です。


 その泉重千代さん、ある時、記者から好きなタイプの女性を聞かれたんですね。するとポッと顔を赤らめた重千代さん、こう答えた。


 「こう見えてもワシは甘えん坊じゃから、年上のひとがいいのう」


  二つ目


 金さん銀さんに大金が入って、


記者 
「金さん銀さん、CMで大金が入りますが、
     何に使いますか?」

金さん 「老後の蓄えにしようと思ってるだギャ」 
銀さん 「そうだギャ」


 一同「・・・・・」

 
 長寿の人は、気持ちが若いですね!



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