2016/3/4
心に響いた言葉

 30年ぶりの再会

 昨年のことです。

 30年ほど前に、手相鑑定を通してお会いした事がある、英語界の第一人者・松本道弘先生(75歳)からお電話を頂きました。

 松本先生といえば、駐日アメリカ大使館の同時通訳の募集があった時に、1万人の英語の強者が応募した中から、一人選ばれた方。

 またNHKの上級英語講座も勤められた先生です。
 当時、英語を学ぶ人たちからは、“英語の神様” と言われていた。
 著作は英語の辞書を含め、140冊あります。

 その松本先生から、
 「西谷さん、久し振りだねぇ、今、西谷さんの話が出てね、是非会いたいんだけど、時間はある」

 と、相変わらず元気なお声です。

 私は、
 「是非とも、お会いしましょう、それでは何時いつに・・・」

 と、お返事し、時間を決めて、横浜の鑑定室で30年ぶりに再会しました。

  松本先生の日課は・・・

 松本先生には、ある日課があります。
 それは、もう50年以上、1日も欠かさず日記をつけていらっしゃる、という事。

 そしてその日記を、先生は何よりも大切にしていらっしゃいます。
 どれくらい大切になさっているかといいますと、日記の全ページ、全冊を、マイクロフィルムに収めて、手元と、銀行の金庫に保管するという熱の入れようです。

  先生の日記を見ると

 その日記の中には、30年前に、私が手相鑑定に伺って鑑定した内容を、正確に記録なさっています。
 その時の鑑定シーンも、イラスト付きで入っています。

 私は以前(30年前に鑑定した数日後)、再び先生のご自宅に訪ねて行った時に、その日記を見せてもらいました。
 鑑定内容についても、事細かく記してありましたよ。

  画家になろうか、英語の道に進もうか・・・

 松本先生は、20歳の時?(確か、その頃だったと思います。)、画家になろうか、英語の世界に進もうかと、相当悩んだ末、英語の道へ進むことを決断なさったのでした。

 鑑定の際、そのひたすら悩み苦しんだことを、私は何も聞かずに手相で指摘し(年齢も正確に)、先生が驚いた、という鑑定の一幕がありました。

 英語の道を選んだ松本先生の、その後の猛烈な英語の勉強ぶりは、言うまでもありません。

  30年前の私の鑑定内容を、読み返すと

 松本先生は、
 「西谷さんが昔、僕の手相を見て言ったことが、本当にその通りなっているんだよ。
 
 日記の鑑定当日のページに書いた内容を読み返してみたら、鑑定後に、手相で言われた、その通りの人生になっているんだ。
 今、西谷さんの本が目の前にあるよ。もう一度、今後を見てくれないかな」

 という訳で、先ほども申し上げたように、日時を決めて先生とお会いしました。

  松本先生からの言葉

 そして、昨年お会いした時に、こんな話があったんです。

 松本先生が、私の近著を見ながら、
 「西谷さんは、ニューヨークに行ってたんだね」
 とおっしゃった。

 そこで私は、
 「はい、でも先生、私はデタラメな英語をしゃべってましたよ。ハハハ」

 と、先に英語はダメな事を申し上げました。

 すると松本先生が、こうおっしゃった。

 「いやぁ、それでいいんだよ。西谷さんは手相の大家だもの。
 ≪一流人と言われる人で、英語がまともに出来る人は一人もいないよ。だってみんな本業が忙しいからね≫」

 世界的建築家の黒川紀章さんなど初め、数え切れないほどの各界トップの同時通訳や通訳もしてきた先生の一言。

 その一言を聞いて、私は、また英語(ブロークン・イングリッシュだけど 笑)を勉強する気になりました。

 そういう気持ちにさせてくれた松本先生は、やはり “英語の神様” かも・・・、と思いました。

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