2008/2/27

U子さんの自信の無さは、父親の言葉が原因だった

 

 昨日、鑑定したU子さん(40歳 独身)は、仕事も恋も、いや全てにおいて「全然自信が無い・・」とおっしゃる女性でした。

 どうしてそうなってしまったかと言うと、子供の頃から、父親にしょっちゅう「お前はダメだ、お前は結婚できない」と言われ続けてきたことで、何時しか「自分はダメなんだ・・、結婚もできないんだ・・」、と思うようになってしまったそうです。これじゃ、言葉による虐待(ぎゃくたい)ですね。結局彼女は、なんにも自信が無い、特技も持たない、結婚しないまま今日まで来てしまったのです。
 自信が無いと、積極的に運命を切り開く力が喪失してしまうんですね。

 そんなマイナスの言葉を受け続けた彼女に、私は次のようなアドバイスをしました。

 「U子さん、マイナスの言葉を受けた時は、そのままにしていてはダメですよ。その都度(その日の内でもいい)、自分で自分にプラスの言葉を言って、マイナスの言葉を払拭しなければなりません。潜在意識が、どちらの言葉を受け取ったかが問題なんです。ですからマイナスの言葉を受けた時は、プラスの言葉を最低でも3回。それでもまだマイナス気分が残っているようでしたら、スッキリするまでプラスの言葉を言い続けるんです」(西谷)

 例えば「お前はダメだ!」と言われたら、「私は優秀!私は優秀!私は優秀だ!」と直後(その日の内)に最低3回言う。人が近くにいる場所なら、小声でも、ヒソヒソ声でもいい。時間のある人は気が済むまで10回でも20回でも言うのがいいでしょう。マイナスよりプラスの勢力が強ければ、あなたの潜在意識はプラスを受け取るのですから。

 言葉は、潜在意識が言われて信じた方の作用(パワー)が出るんです。

*言葉の力については、拙著『あっ、そうだったのか!』(創文刊)の第二章「いい言葉を口に出して未来を書き直そう」でお話ししています。ご参照下さい。

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