2015/9/7
Ｋさんの手相には、不摂生を示す
「放縦線」 があった。その訳は・・・

　　両手に、放縦線がハッキリ出ている

　先日、鑑定にいらっしゃったＫさん（３０歳　男性）の両手のひらには、明瞭な「放縦線」が出ていました。

　＊放縦線・・・ほうじゅうせん。不健康を示す「健康線」の一種で、手のひら下部中央から、外側（小指側）に斜め弓型に出る数本の線。
　不摂生な生活（暴飲暴食やストレス過剰な日々など・・）が原因で、現在、体に無理が来ているというサインです。

　　暴飲暴食が原因？

　そこで私は、Ｋさんに尋ねました。
　大体この相が出ている人は、飲酒の習慣があったり、遅い時間に食べて直ぐに寝る、などが原因です。そこでＫさんに、

　「不摂生で身体に無理が来ていますよ。
　暴飲暴食や、夜遅く食べて直ぐに寝てしまったりしてませんか？」

　そう尋ねました。
　するとやはり、仕事でかなりのストレスがあるのと、夜までの仕事のため、毎日深夜、寝る前に食事をして直ぐに寝ている、と言うことでした。

　「健康診断で、『肝臓の数値が基準値の３倍で、キケンです！』 そう言われました」 （Ｋさん）

　そして、そんな生活環境も影響しているのでしょう。
　もう一つ、彼の場合は、別の原因もありました。

　　毎晩、２～３時間おきに目が覚めてしまう・・・

　Ｋさんは毎晩、２～３時間おきに目が覚めてしまう、というのです。

　そのため昼間は常に、睡眠不足のような症状に悩まされていました。

　どんなに疲れていても、夜中に何度も目が覚めてしまう・・・。
　これは不眠症の「中途覚醒」ですね。

　＊中途覚醒・・・ちゅうと かくせい。夜、いったんは眠りについたのに、夜中に何度も目が覚め、再び眠るのに時間がかかる症状を「中途覚醒」という。
　不眠症に悩んでいる人の１５％程度はこの「中途覚醒」だといわれ、若者よりも中高年の人に多く見られる。

　　Ｋさんの場合、中学生時代から始まっていた！

　今申し上げたように、一般に、この「中途覚醒」の症状は高齢者に多いのですが、ナント彼の場合は、中学生時代からこの症状で悩んでいた、といいます。
ですから大変です。

　その為に、しっかり深い「放縦線」が、Ｋさんの両手のひらに出ていたのでした。
　このまま放っておくと、近々、うつ病になります。

　　食事時間と、食事内容をアドバイスする

　Ｋさんにはまず、食事時間を規則正しく摂ること（寝る前３～４時間はものを食べない。水のみ）。
　そして野菜中心の食事内容に切り替え、油っこいジャンクフードやスナック菓子を食べないよう、アドバイスしました。

　これだけで、手相は劇的に改善します。

　手相が改善する、という事はすなわち、健康状態の改善＋運も良くなる！ という事でもあります。

　健康状態が優れない人は、是非、実践してみてください。
　そして、健康と幸せの両方を手に入れて下さい！

　＊鑑定日記の感想や、新刊の情報をくださる方は、
　　sobunnep@za.wakwak.com までお送りください。
　　お待ちしています！