2010/08/17
“運命の人”は一人ではない。
複数 存在する 
<ヒドイ占い師シリーズ>

●批判? 言いたくないけど、言わせてもらいます

 今日鑑定したA子さん(35歳 独身)の話です。

 A子さんは、今から2年前のある日、東京の地下鉄・「銀座線のとある駅の母」と名乗る女性手相家(有名)に、友人に誘われるまま手相を観てもらったそうです。

 この女性手相家の話題は、もう何度も取り上げているので、本当はもう書きたくないのですが必要に迫られて書かせて頂きますね。

*こんなヒドイ占い師シリーズの話をブログで書くと、毎回、読んだ方から 「先生 他の占い師さんの批判はイヤです~! どうか止めてください」、というメールを数通頂きます。

 でもヒドイ占い師に取り上げるぐらいの人たちは、間違った事ばかり言うので! それを鵜呑みにしてしまって傷ついた人の、(心に刺さった誤った言葉の矢を)外しておかないと、その人の人生を台無しにする恐れがあります。

 ですから数人から嫌われようと、するべき批判は今後も書き続けます。

●運命の人は もう過ぎて・・・

 A子さんは一番知りたい結婚の事に関して、銀座線のとある駅の母に手相を見せた時 なんと言われたかというと、

 「運命の人は もう過ぎている」

 と、こう言われた。

 それって、「結婚するハズだった運命の男性は、もう時期が過ぎてしまって、もう居ないよ」、という意味です。

 それで、「運命の人はもう居ないから、合コンとかお見合いとか、しなさい!」 と言われたというのです。

 (同じ部屋で、数人前に鑑定を受けていた30代半ばの女性も、同じ事を言われていたそうです)

 Aさんは、私の鑑定中にその話(運命の人は もう過ぎている・・)をしながら、涙が止まりません・・・。

 「昔付き合っていた(別れた)男性が、運命の人だったと思います・・・」(A子さん)

 A子さんは もうしっかり、「銀座線のとある駅の母」 の言葉を信じ込んでいて、苦しんでいました。
 間違った観念(=間違った思い込み)というのは、人を狂わせます。

 そこで私は彼女に、次のような話をしました。

 「A子さん、”運命の人”というのは、誰にでも3~5人用意されているんです」

 詳しく話せば、、
 記憶に強く残った若い時の恋人もその1人ですが、相互で(別れたにしろ)一時的に結婚しようと思ったカップルなら全員”運命の人”です。結婚した人はもちろん。

 だから、離婚してもちゃんと次の結婚相手が現れる。2度、3度離婚しても、まだ居ます。
 多い人は、”運命の人”が10人ぐらいある場合もあります。

●更に詳しく言うと・・・

 もっと正確に言うと、
 ”運命の人”はいろいろなレベルで用意されています。

 というのは、自分のレベルが上がると(下がっても)、それに見合った、同レベルの人と会うようになっています。

 男女とも、外見や人間的な教養、人格の形成といった人間的魅力に加え、年齢、才能やセンス(美的・オシャレ・生き方のセンスetc…)。更に 運の善し悪し、社会的な成功、富裕度といったものも含めた総合的な魅力で見てのレベルで。

 ですから、”運命の人”が1人なんて事は、ないのです。

 自分が向上すれば、それに見合った相手が現れる。
 結婚していても、その後の生き方で 互いがかけ離れ過ぎてしまえば、離婚もする、という事です。

 今日の鑑定のこぼれ話でした。

*「赤い糸の話」や、「人は同レベルの人と結ばれる」 などの話は、拙著『未来予知はできる』(創文刊)の第一章「偶然は何一つない」で、詳しく述べています。ご参照ください。

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