2016/5/29
統計で判明した、 日本人が最も病気にかりやすい年齢

 

 75万人以上の情報を調べる

 今日は、健康に関する、耳よりのお話です。

 医学博士の板倉弘重氏が、75万人以上の 「レセプトデータ」 を元に、日本人の一番病気にかかる年齢を割り出しました。

 レセプトとは、医療機関が記録する “診療報酬明細書” のことです。
 このデータに書き込まれているのは、患者の年齢、性別、診療年月、診断された病名などです。

 そこから見えてきた、病気に関する新真実は・・・。 

  調査対象になったのは、七つの疾患 

 ところで、今回の調査の対象になった病気は、

 1-日本人の死因第一位の 「がん」、

 2-脳梗塞や脳出血などの 「脳血管疾患」。

 3-狭心症や心筋梗塞などの 「虚血性心疾患」。

 4-さまざまな合併症を引き起こす 「糖尿病」。

 5-関節疾患を代表する 「変形性膝関節症」。

 6-転倒による骨折の原因になりやすい 「骨粗しょう症」。

 7-アルツハイマー型などで知られる 「認知症」

 の、健康寿命を損なう、7つの疾患に、何歳で罹ったかを調べました。 

  人生に4回ある、病気にかかる年齢 

 すると男女とも、いずれも4回、病気にかかる(病気になりやすい) 年齢があることが判明。

 それは、
 男性 24歳、37歳、50歳、63歳。
 女性 25歳、37歳、52歳、63歳 でした。
 (いずれも満年齢)

 これが、日本人が健康寿命を損なう病気が、もっとも集中し、高い確率で発症する年齢でした。 

 板倉弘重博士は、これらの年齢を 「新厄年」 とおっしゃっています。
 本当にそうですね!

  手相でも分かる、一番病気になりやすい期間

 私は、長年の手相鑑定から、
 「50歳~65歳の期間が、一番病気にかかる年齢です」

 と、私の手相の本や、その他の機会に、述べてきました。

 というのは、手相では生命線上に、病気を知らせる「健康線」が交差する年齢に病気をするのですが、

 その「健康線」が、一番出やすい(生命線を切りやすい)流年(年齢)が、50~65歳の期間なんです。

 つまりこの間に、多くの人が自然に、それまでの不摂生を改善し、体の大掃除(クリーニング)をして、元の健康体にリセットしようとするんですね。

 まさに医学統計においても、その期間(50~65歳)に 「新厄年」 が男女それぞれ2度も来ている。
 このことからも、私のいう、病気注意期間の正確なことが、分かって頂けると思います。

 *ただし、普段から正しい健康的な生活を送っている人は、この期間に病気をしない、という事も述べておきます。

  男女4回の新厄年には、病気に注意しよう!

 という事で皆さん! 今日述べた男女それぞれの「新厄年」の方。
 また、その前の年の方は、人一倍の健康管理に励んで、病気のリスクを回避して下さい。

 もちろん何歳の人も、今、無理や不摂生を続けている人は、後の「新厄年」に大きな病気となって表面化しますので、日頃から摂生に心掛け、病気をしない、健康な人生を送って下さい!

 今日の話が、皆様の “幸せ人生” のお役に立てれば幸いです。

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