2015/12/14
私のお笑い?鑑定の巻

  懐かしいヒット曲と共に、思い出したのは・・・

 今日、出掛け先で流れていた曲(BGM)を聞いて、私の中に、鮮やかに!蘇った“ある記憶”がありました。

 それは、もう25年ぐらい前の事ですが、東京の「中野サンプラザ」で公演した、あるロックグループの事です。
 (今日、偶然聞いた曲が、そのグループのヒット曲でした)

 私は、そのグループのリーダーの手相鑑定を、かつてしました。

  その曲は、全米1位になった曲

 そのロックグループは、当時、全米1位(ビルボード1位)の大ヒット曲を引っ提げて来日した、バンドの4人組でした。

 残念ながら、グループ名も曲名も、全く失念してしまって思い出せないのですが、そのヒット曲だけは覚えていました。
 その曲を本日、街で偶然聞いたので、想い出のエピソードだけお話しします。

  アメリカの、ロックグループ・リーダーの手相を見ることに・・・

 当時、仕事で親しかった通訳の女性が、

 「西谷先生、私の友人で、ロックバンドのリーダーである〇〇(アメリカ人男性)に、先日、日本に有名な手相家の西谷泰人という先生がいる、と話をしたんです。すると、
 『今度日本に行った時に、西谷さんに、是非、僕の手相を見てもらいたい』、というのです」

 それで私は、中野サンプラザの来日公演に「招待」された、という訳です。

  コンサートは、満員で、大盛り上がり!

 そのコンサートでは、リーダーの彼はボーカルでした。
 そして彼は、自分たちの大ヒット曲を舞台上に作った家の屋根から屋根を飛び移りながら歌うという演出で、会場を盛り上げました。
 実に素晴らしかった。

 コンサートの後、私は通訳の彼女に連れられて、楽屋に行きました。

  私の英語鑑定!?

 手相鑑定は、その女性の通訳が付くので、まったく問題はないのですが、私はこう思ったのです。

 「せっかくアメリカ人と会うので、自分でも少しぐらい英語を話してみよう・・・」

 そして楽屋に着くと、ステージが終わったばかりの彼は、肩からタオルをかけた姿で、とても私を歓迎してくれて、握手して、テーブルで早速 “手相鑑定” に。
 彼は30歳過ぎぐらいだったと思ます。

  彼の手相は「離れ型」だった!

 手相を拝見すると、知能線・生命線の起点が離れた 「離れ型」 の手相をしていたのですね。

 それで私は、にわか仕込みの覚えたての英語で、第一声。

 「ユー・アー・ア ボールドマン!」(あなたは、大胆な人だ)
 と言ったのですね。

 すると彼は、
 「オー・ノー!」

 といって、頭を抱えてしまったのです。

  どうなっちゃったの?

 私は「???」 訳も分からず、どうしたんだろうと思いました。
 すると、通訳の女性が大笑いしながら、こう言ったのです。

 「西谷先生、bold は大胆ですけど、bald はハゲ頭の事です。
 先生の発音は、ハゲの方でした」(通訳女性)

 「そうか、それで落ち込んじゃったんだな。英語って難しいもんだなぁ、ハハハ」

 それがまた、タイミングが悪かった。

 「彼ったら、最近、頭がハゲてきた・・・って、毎日、すっごく気にしてるんですよ」(通訳女性)

  後は、日本語の鑑定に

 その後、私は日本語の手相鑑定に徹し、通訳してもらいました。
 そして、彼を大いに “ハゲました” 事は、言うまでもありません。

 という事で皆さん! 英語の発音には、くれぐれもご注意を~!

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