2014/6/30
生活を快適にし、幸せモードにする方法

 一昨日は、「幸せになりたい」、「充実した人生を送りたい」、というニートの青年(28歳)を題材に、お話ししました。

 「ハードな事をして体力・能力が付くと、生活が楽になる」 という内容でした。
 今日は、一昨日の日記の続きです。

  私の高校時代、サッカー部での驚いた体験

 私の高校時代の話をします。

 私は、中学、高校と6年間サッカー部に所属していました。
 毎日、練習に明け暮れていたお蔭で、中学でも、高校でも、何度も県優勝をしたチームのレギュラーでした。

 高校時代は特にキツく、毎日放課後の3時間、倒れ込むようなハードな練習でした。
 サッカー部に入りたてのメンバーは、何人か吐く者もいました。

 そんなある日、私は自主的に、キツいサッカー練習の直前の20分を、2kmほどのランニングに当てることにしました。
 グラウンドの横に天神川という大きな一級河川があり、その土手のはるか先にみえる橋まで走って行き、またその土手を戻ってくるというものです。

 するとランニングを始めた初日から、驚くべきことが起こりました。
 今までハードだと思っていたサッカー部の練習が、20分のランニングの後では、実に楽々と、こなせるようになったのでした。

 「エッ!こんなに体が軽いんだ・・・」

 体が、いつの間にか、よりハードな運動量に合わせて、改造されたんですね。
 その時に、人の体は幾らでも鍛えれば強くなる、と思いました。

 本当にビックリした体験でした。

  トレーニングで体を鍛えるのも、生活力アップに効果テキメン

 私がよく述べているように、10kgしか持てない人は、15Kgの物を持とうとすると、ヒイヒイいいますし、無理です。
 それは、10kgを持ち上げられる用の筋肉・体力しか、付いていないからです。

 でも無理をしてでも、毎日20kgを持つ練習をすれば、それに見合った筋肉が付き、15kgぐらいなら軽々と持ち上げられるようになるのと同じです。

 上から下へ降りるのは、楽なのです。

  生活も、他でそれ以上の運動をすると、快適!

 同じことで、生活を楽にし、快適で幸せな人生を送りたいと思うなら、生活で必要な体力の2~3倍の運動をしておくと、生活が快適で、幸せです。

 その事を体験で感じるからでしょう。多くの人が、生活を快適にする為に、ジムに通ったり、自分で考えた体操などをチョッとキツ目に行うんです。

  タモリさんも、毎日自分に運動を課していた

 タモリさんも、あるインタビューに答え、こんな内容のことをおっしゃっていました。

 「笑っていいとも!」 の司会をしていた32年間(特にここ10年ぐらいは)、毎日起きると、腕立て伏せやスクワットに、腹筋、そしてストレッチなどをして、その後、近所をジョギングしていました。

 朝、目が覚めた時、また運動をしないといけないと思うと、起きるのが嫌になったね、と。

 (注-ジョギングは早朝のことですし、しっかり顔を隠して走っていらっしゃったので、タモリさんと気付いている人は、ほとんどいなかったようです。)

 32年間に、5000回を超す人気番組の司会をするのは、それをはるか上回るキツい運動をしていらっしゃったから出来たことです。体力がないと、いい仕事が出来ないことを、よく御存知だから続けられたのでしょう。

 私も「笑っていいとも!」のレギュラーをやっていたので知っていますが、タモリさんはテレビに出演している時間は1時間ですが、開始前のリハーサルから、終了後の日曜版の収録や打ち合わせ等、結構、毎日ハードな仕事だったと思います。

  楽をしていれば、何をやっても、しんどく感じるようになる

 日常の運動量より、もっとキツいことをしていないと、生活や仕事が辛く感じる。

 そのことが分からないと人は、より楽に、より動かないで、いい思いをしよう、幸せに生きようとします。
 でも、それは反対ですね。
  楽をしていれば、何をやってもしんどく感じるようになってしまいます。

 ニートや引きこもりの人たちが、幸せになろうとして、反対に幸せになれない人生に陥ってしまっているのも同じ理由です。
 幸せの一つは、毎日キツいことを何か一つはやることで、普通の生活が楽で快適だ、というものだからです。

 という事で皆さん! 毎日何か一つ、一度、キツいこと、ハードなこと、嫌なこと、にチャレンジし、体や精神を鍛えようではありませんか!

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