2012/02/25
“特性を活かして生きる”
これがお手本~

●誰もやらない事には大きな価値がある

 昨日のブログ(2012/2/24 大きい所で勝っていれば、小さい事は気にしない)の中で、”特性を活かして生きる”、という話をしました。

 実は私は、昨夜9時頃に、「今日のブログは、どんな話がいいかな・・」 とパソコンに向かって考えました。

 すると フト頭に飛び込んできたのが、<大きい所で勝っていれば、小さい事は気にしない。> 更に”特性を活かして生きる “という話にしよう、と思い立ちました。

 ちょうどその頃(同時刻に)、日本で一番盛り上がっていた出来事は、(私は昨日、テレビを見ていなかったので知らなかったのですが)日本 対 アイスランド・・キリンカップ 19時20分キックオフ、の試合だったのでした。
 その時刻って、試合・生中継の(後半)真っ最中だったのですね。

 その国立競技場での試合は3-1で日本が勝利したのですが、日本が試合に勝ったという話題よりも、アイスランドの後半から出場した背番号7のMFソルステインソンの投げたハンドスプリングスローの面白さに、競技場のみんなはもう釘つけ、且つ大喝采~!でした。

*ハンドスプリングスロー・・・ 前転スローイン。タッチラインの数メートル後ろから助走をし、両手に持ったボールを地面につけた反動で1回転。その勢いで約30メートルもの飛距離がでる、というミラクルスローインのこと。
 ソルステインソン選手は、17歳からずっとこのスローインを投げて来たという。

 ゴール前までボールが飛ぶので、コーナーキックやフリーキックのような威力や価値があった。

 という訳で、「ブログの話題は何に・・」 という私の投げ掛けに、瞬間的に意識に飛び込んで来たのが個性的で、ユニークな事をしよう。そして大きい所で勝とう、というものでした。

 ハンドスプリングスローがその時刻、大ウケしている事を、私の意識がキャッチしたんですね。

 ●一つの技(芸?)で、誰よりも人気者に

 ロングスローインを投げる選手は、世界中に割と居ます。

 日本代表にも、40年以上前ですが、名ストライカー釜本邦茂選手をFWに有する日本代表チームに、小城得達という選手がいて、ロングスローインでゴール前まで投げていました。

 でも、昨夜のアイスランドのMF ソルステインソン選手の投げ方は、誰もやらない、面白い前転スローインで(それも8回も投げ)、人気を独占してしまいました。競技場の歓声はダントツ もの凄かった~。(後でユーチューブで試合を見て知る)

 つまり、アイスランドのチームは 試合には負けたし、 ソルステインソンも代表メンバーの中ではごく普通の実力の選手だけれど、その奇抜さ、インパクトの強さ、会場のウケ、注目度は、もう両チームのどの選手をも超えて、人気独占状態でした。

 面白さ、人気、目立ち度、で国の代表にまでなった? のですから立派なものです。

 つまり彼はどんな上手い選手よりも、目立って、ウケて、商業的にいえば、彼の一人勝ちだったのです。

 皆さんも自分の特性を活かし、ユニークさで勝負をすれば、例え実力は並であっても、他に水を空けて あなたは注目され活躍をし、願う成功を手にすることが出来るでしょう。

 ではここで、前転スローインの”ハンドスプリングスロー”をまだ見ていない人の為に、以下にユーチューブを用意しました。是非ご覧下さい。面白いですよ~!

http://www.youtube.com/watch?v=YPaxjIUlJ6g (アイスランド戦での ハンドスプリングスローの動画)

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