2009/10/27
歴史は繰り返す ―
約40年前にもよく似た不況があった

最近は世界的な金融危機で、リストラや倒産が相次ぐ世の中ですが、そんな不況は今までなかったかといえば、何度もあったのですね。

 週刊現代の先々週’09.10.24号に、「歴史は繰り返す」と題して、当時特集した、約40年前の’71年9月23日の記事を紹介していました。
≪その号では、“ドル・ショック”により、大リストラに踏み切る日本企業の様子を報じていた。
 記事によれば、電機メーカー最王手の日立製作所は、’72年にお新奇採用者を約3000人と予定していたが、突如他社の先陣を切って「採用ゼロ」を発表、波紋を呼んでいた。

・・・・・・・・中略・・・・・・・・

 日立製作所のほかにも。’71度に2038人を最小していた東レが時期採用で915人に大幅削減(55%減)を予定、三菱電機は4050人から600人(85%減)、帝人は279人から98人(68%減)と採用計画を下方修正していた。

・・・・・・・・後略・・・・・・・≫

 こんな事実を知ると、今だけが大変な時代ではない、という事が分かります。
 1991年頃から始まった「失われた10年」(平成不況)もそうですが、私たちが生きている間に3回や4回は、皆、何らかの障害に遭遇するものです。
 いつも、いい時ばかりは続きません。

 災害や病気と同じです。常に安全で、順調な時ばかりではありません。
 日頃から、もしものときの為に準備をして生きて行くことが、やはり大切。
 という事で皆さん! 歴史の教訓から、最低の時のことを考えて準備をし、最高のイメージでぶつかって行こうではありませんか~!

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