2011/11/02
教えることは学ぶことである 

 先日、私の『プロ手相家養成スクール』卒業生のA子さんが、市民講座か何かで、初めて手相講座をしませんか? という話をもらったそうです。

 A子さんは、まだちょっと教えることに自信がなかったのかもしれません。(実力は申し分ないのですが)
 そこで私に、

 「先生、手相講座をやってもいいですか?」 と聞いてきた。

 「大いにやって下さい!」 が私の答えでした。

 と言うのは、教えることは自分自身の向上に欠かせないものだからです。
 四書五経の中の言葉に、教える、と言うことについて、次のようなくだりがあります。

 「教えるは学ぶの半ばたり」 (礼記)

 これは、人に教えるというのは、その半分は自分が学ぶことである、という意味です。

*四書五経・・・ししょごきょう。四書(大学・中庸・論語・孟子)と五経(易経・書経・詩経・礼記・春秋)の並称。

 相撲の高砂親方もこう言っていました。

 「教えるということは、もう一度習うということです」

 という事で手相スクール卒業生に限らず、皆さんがそれぞれに習ったことを、他の人に教えてあげて下さい。
 そうして、自分自身も深く学んで行こうではありませんか~!

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