2014/02/5
手のひらに“神秘十字形”を持つ、 A子さんの祖父は、4度、命拾いした!

A子さんの祖父の強運と、“神秘十字形”

 先日、3年半ぶりに鑑定にいらっしゃったA子さん(32歳)から、驚くべき話をお聞きしました。

 A子さんのその話とは、A子さんの父の父、つまり祖父の話です。

 大東亜戦争中、南方の激戦地で戦っていたA子さんの祖父は、偵察隊のメンバーとなり、偵察機の飛行中に、3度、乗っていた偵察機が撃墜されるという参事に遭いました。しかし、3度とも助かったのでした。

 いずれも海に墜落したのですが、操縦士も祖父もビート板に捕まって、大きな怪我もぜず、漂流し、助かったそうです。

 ある時A子さんは、祖父のそんな話を聞いた時、祖父に手相を見せてもらったそうです。
 彼女は、私の手相の本で少しばかり手相の知識があります。
 それで祖父の手のひらを見ると、そこに“神秘十字形”がしっかり描かれていたのでした。

 *神秘十字形・・・しんぴ じゅうじけい。知能線と感情線の橋渡しの横線に、縦に走る運命線が交差して十字を作る相。単独で十字の場合もある。位置は手のひらの中央上部に描かれる。
 この神秘十字形は、優れた先祖や、神仏の加護により、九死に一生を得る、あるいは危ない事から守られる吉相。またここ一番の時に、援助者が現れたり、運の巡りが良く、ツキのある人である。霊感も強い。

  祖父と戦友の操縦士は、共に終戦後に帰国

 激戦地であったにも関わらず、生き残った祖父と操縦士は、終戦後、日本に帰国しました。

 祖父は、仕事に精を出し、それなりに成功を収めたそうです。

 その祖父は、60歳で胃がんを患(わずら)い、病院で診察を受けた時には、もうかなりヒドイ状況だったそうです。
 担当の医師から、手術をしなければ100%死亡すると言われたのでした。もっとも、手術をしても、手術の成功率は10%と告げられたといいます。

 そんな中、手術を選択した祖父でした。
 手術当日は、親族全員が喪服を着て病院に集められた、といいいます。

  奇跡の回復をする。その手術の執刀医は・・・

 それなのに! 手術は成功。祖父はその死の淵から、またしても生還したのでした。
 そしてその後、30年間生き続け、91歳でお亡くなりになったそうです。

 祖父は手術後から亡くなるまでの間に、その大手術を執刀した医師の葬儀にも出席したそうですから、スゴイ話ですね。

 ところで、その祖父の手術を執刀した医師こそは、なんと戦時中に偵察機で3度撃墜されたにも関わらず3度とも共に助かった、祖父の戦友の操縦士だったのでした。

 その元操縦士は、戦後、帰国して医師を志し、資格を取って外科医として生涯を送ったのでした。

 その戦友の執刀により、A子さんの祖父は、大手術という絶対絶命の場面においても、九死に一生を得ることになったというのは、余程、先祖や神仏の加護が篤(あつ)かったのだな、と思いました。

 という事で、鑑定のこぼれ話でした。

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