巨大地震を さらに解読する
先日の鑑定日記(2011/3/12 東北・太平洋沿岸地震のこと)で、私はこの度の大震災について思うところを述べました。
* この時の話は、私のブログ2,000回以上の中でも、トップ10に入るアクセス数と反響でした。関心の高さがよく分かります。
そこで今日は、その続編です。
上智大学名誉教授で、英語学者の渡部昇一氏(80歳)が、『震災に思う』という題で、3月18日付けの氏のニュースレターで、次のような話を書いていらっしゃいました。
私の思った事、述べた事と重なる部分が多いので、ここで一部紹介させて頂きます。
★震災に思う★
天災は自然現象であり、不可避と考えられる、しかし、私はオカルトの要素を考えたくなるのである。
この前の日本を襲った大天災は阪神淡路大震災であった。この時の首相は村山富市氏で社会党員であった。日本の首相は正月に伊勢神宮に参拝して、国家国民の安寧を祈る習慣だった。
しかし村山首相は、風邪だとかの理由で参拝しなかった。
そのくせ党の集会には出ていたという。そこに数百年間地震が起こらなかった地域に大震災が起こった。
「首相が伊勢神宮を参拝しなかったからではないか」
という声が、半分本気、半分冗談かも知れないが、国民の間に起こった。
・・・・・・中略・・・・・・・
数千人の市民の災害死は、自衛隊嫌い、アメリカ嫌いの左翼思想の首相や自治体の首長のためであったことは動かしがたい事実であった。そして大震災の後には、オウム真理教の地下鉄サリン事件が起こり、空前の惨事の為、多くの市民が死傷した。
左翼政権――皇室や神社(特に靖国神社)や国歌や国旗の嫌いな政権――を国民が誕生させると、日本の天神地祇(てんじん ちぎ・・日本の国をつくった全ての神々)が怒って災いを下すかの如くである。その際に犠牲になるのは何の罪もない国民だからたまらない。
・・・・・・・中略・・・・・・・
この度の災害も、「国民」という言葉が嫌いで、国歌や国旗も嫌いだった人たちがつくっている内閣の時に起こった。靖国神社も嫌いな人たちの内閣だ。
・・・・・中略・・・・・・
こんな人たちに政権を与えた今の日本国民を日本の天神地祇がよく思われなかったのではないか――と考えたくなる人が出てきて不思議ではない。その場合、犠牲になるのは無辜(むこ・・罪がないこと)の人々なのだからたまらないのだ。
・・・・・・中略・・・・・・
あれだけ自衛隊や海上保安庁や警察を敵視しながら成長して、政治家になった人が首相になると大天災が起こっているということは忘れてはなるまい。二度あることは三度あるとも言うし・・・・中略・・・・・・
これからわれわれ日本人は、少なくとも、国旗や国家を尊重し、靖国神社に参拝するような、そして自衛隊や海上保安庁や治安を護る警官を尊敬する人たちだけを選挙で当選させなければなるまい。為政者が天の怒りに触れると犠牲になるのは国民なのだ。
・・・・・・・・・後略・・・・・・・・
(平成23年3月18日 渡部昇一 書下ろしニュースレター)
このニュースレターの最後に渡部氏は、この度の災害に遭われた死者の方々のご冥福と、被災者の方々への心からのご同情を申し上げますと、結んでいらっしゃいました。
初代内閣安全保障室長を務めた、佐々淳行氏が、今週の『週刊文春』で、「菅と仙谷は自衛隊に謝れ!」と題して、次のような話を述べていました。
「菅総理には羞恥心がないのかと思いました。昨年11月、当時官房長官だった仙谷由人氏は自衛隊を『暴力装置』と呼び、・・・・中略・・・・隊員の忠誠心をそぐようなことをしておきながら、いざ震災が起きれば自衛隊に頼りきるとは」
(週刊文春 3月24日号)
それもこの度は自衛隊員10万6千人派遣、という過去に例のない大動員です。本当に支離滅裂な話です。
(またNHK、朝日新聞をはじめとするマスコミの多くも、自衛隊、警察、消防の活躍を最小限にしか報道していません。そんな所も気を付けて見ていると マスコミの左よりの歪み・偏りが見えてきます)
という事で皆さん! 私たちの力で国を愛する政治家を選び、日本の国を激しく盛り上げ、素晴らしい国にしようではありませんか~~~!